羊日記

大石次郎のさすらい雑記 #このブログはコメントできません

ようこそ、わが家へ

2015-06-10 23:13:11 | 日記
民子も逮捕! 健太の移動を考えると殴った後、油撒いて5分前後は逡巡してたのかな? 結構な八つ当たりだったが、地味に陶芸スキルが高かったり、盗聴陶芸家とロマンス風だったりと一応フォローの入った結末だった。犯行は大概であったり、陶芸家と共謀したとはいえ、行動力凄かったけどさ。
あの陶芸家の役の人、もうちょっとで売れそうだが、もう一つ残念な役回りになりがちな人だ。既存のイケメン中年俳優がどんどん双六で言ったら上がりになってく感じだから、この人もうちょっとなんとかならんかな、ってのはある。TBSの同窓生もその他の同窓生でちょこっと出てたが。
会社パート、腹立つし、ずーっとやられっぱなしだからストレス溜まるわぁ。何回ドリル確認すんだよォッ!!! でもって、明細デカが妙にモテ期だったな。ダメな男にばかりモテてだが、負のフェロモンを放っておるんだな。
次回は最終回! 誰も彼も怪しい行動を取り始め、煽りまくりだぜ!! 明日香が煽りのまま犯人ってのは無いと思うけどなぁ。最後、猫が二足歩行で歩き出し「名無しの皮を被って暴れてやったニャッ!」と言い出したら神ドラマ確定だがな!!

アルスラーン戦記 1

2015-06-10 23:13:03 | 日記
「それにしても、我々は少数過ぎる! どうやって味方を増やせばいい?!」焚き火を囲み、戻ったナルサスとダリューンの報告を聞き、焦燥感を抱くアルスラーン。「それには将来、今までの国政において、条理に合わぬことを無くすとパルスの為にお示しになるのです。王位の正統は血にあらず、政治の正しさによってのみ保証されるのですから」それは王政なのか? といったことを言うナルサス。「それもそうだが、もっと直接的な策略があれば」「失礼ながら、王者たる者は策略や武勇を誇るべきではありません。それは臣下たる者の役目です。まずは殿下の目指されるものを明らかになさいませ。それが叶うよう、我らは努力させて頂きます」「よろしく頼む」やや緊張して、アルスラーンは言った。
後日、騎乗のアルスラーン一行はルシタニアの兵団に追われていた。「追手の数は?!」「五百騎といったところか?」「ちと多いな」ナルサスの答えに、ギーヴは面倒そうな顔をした。「四百騎までなら、俺一人でもどうにかなるが」「ナルサス卿、ギーヴの戯言など相手になさらぬことじゃ」ファランギースは忠告し、「もうすぐダリューン殿が戻ります。殿下、しばし御辛抱下さい」アルスラーンを気遣った。「ああ!」アルスラーンが返事をした辺りで、一行は夕日を前方に、坂道を駆け上がり始めた。後に付けるルシタニア兵達が日射しに視界を遮られていると、ファランギースは馬上で振り返り、矢を放ち、一人仕止めた!「お見事」ギーヴも矢を放ち、一人仕止めると、ルシタニア側も矢を放ってきた!「ジンが申しております、我らは風を味方に付けたと!」ルシタニアの矢に驚いたアルスラーンにファランギースは伝え、二ノ矢を放った。向かい風らしい。峠の角を曲がると、「殿下ぁッ!」ダリューンが前方から馬で駆け込んできた!「ダリューン!」「こちらへ!」ダリューンは馬を反転させ、
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アルスラーン戦記 2

2015-06-10 23:12:55 | 日記
案内した。
馬を進めると、巨大な岩壁が見えてきた。岩壁の中央には亀裂のような通り道がある!「あそこへ!」亀裂へ向けて馬を走らせていると、岩壁の上から野太い笛の音が鳴り響き出した! 動揺するルシタニア兵達。岩壁の上にパルスの弓兵達が姿を現し、一斉にルシタニア兵に矢を射掛けた!! 次々討たれてゆくルシタニア兵!「退け! 退けぇ!!」ルシタニア兵達は追撃を一旦諦め、引き上げていった。パルス兵達が勝鬨を上げる中、アルスラーン一行は亀裂へ入っていった。岩壁の向こうにはカシャーン城塞があった!!
城塞の敷地に入ると多くの奴隷達が膝を突いて畏まっていた。(奴隷が多いな)アルスラーンは横目で見ていた。中ではすぐに饗宴が開かれた。「アルスラーン殿下、よくぞ思い起こして下さいました。感謝に絶えません」恰幅のいい城主ホディールは愛想よく対応した。「いや、お礼を言わなければならないのは私の方だ。先程の援軍、感謝する」鎧を解いた格好のアルスラーンは礼を言った。「勿体のうございます殿下。私と致しましてはアトロパテネの敗北を知り、国王陛下と王太子殿下の御安否を気遣っておりました、ですが私一人の力を持ってしてはルシタニアの大軍に復讐戦を挑む術も無く、ただ心を痛めるだけでございました。しかし本日! ダリューン殿が我が居城にみえられ、私の殿下への忠誠を示す機会を与えて下さったこと、誠に嬉しい限りです。このカシャーン城塞にいらしたからにはもう御心配はありません! まずは御ゆるりと御寛ぎ下さい」長々と喋り、ホディールはアルスラーンの横に座った。
「何か御好みの物があればすぐに作らせますぞぉ?」猫撫で声のホディール。「我が城の自慢は各地から集めた食材による料理です」饗宴に出された料理はどれも豪華で量も相当あり、侍女により酒も多く出された。「奴隷が
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アルスラーン戦記 3

2015-06-10 23:12:46 | 日記
随分たくさんいるようだが」「ええ、奴隷の割合はエクバターナ以上です。ホッホッホッ」上機嫌なホディール。「ファランギース様、あの男のことどう思う?」逆に厚着になったファランギースに何やら行儀の悪い態度のギーヴが問うた。「よく喋る男じゃ。舌に油でも塗っているのであろう」「まこと、語るに落ちるとはよく言ったモノだ」「誰かのようにな」ギーヴとファランギースが言っている間にもホディールは喋り続け、アルスラーンは相槌にも困る程だった。ダリューン達は構わず、黙って食事を続けていた。「時に殿下」ホディールは急に顔を近付けてきた。「私には娘がおります。歳は13、父親の私から見ましても充分に美しくまた利発であるように思われます」アルスラーンは果実の氷菓子を匙で掬って口に運んだ。「もし、殿下の御側に仕えさせて頂けるなら」思わず氷菓子を吹くアルスラーン!「娘にとってもこれ以上の幸福はございません」「へ? え?」戸惑うアルスラーン。「ああ、へへっ」ギーヴは面白がった。「それで、憎きルシタニア兵に一矢報いる為、どうなさるおつもりですか?」何気無く、ホディールは続けた。
「我々は、今も苦しんでいる王都の民を救わなくてはならない。私は自らの志と誠を示し、少しでも多くの援軍を集めるつもりでいる。その為、今までのパルスの政治で、条理に合わぬ悪政を正すつもりだ。まず、奴隷を解放しようと思う」その場は一瞬、静まった。全て自分の指南した通りの王子の主張に、ナルサスは目を閉じた。ホディールは片目をのみ冷え冷えとした様子で開けた。「なるほど、それが殿下のお考えですか。さすがですなぁ!」すぐに愛想よく話を繋ぐホディール。「ああ、賛同してもらえるだろうか?」「勿論、ですとも。革新的なお考えを御持ちだ、あっはは、ホホホッ!」ナルサスは目を閉じたまま、
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アルスラーン戦記 4

2015-06-10 23:12:37 | 日記
ホディールの笑い声を聞いていた。
饗宴の後、一行はホディールの臣下に寝室に案内された。「では殿下はこちらの御部屋へ、ファランギース殿はそちらへ」アルスラーンとファランギースは個室へ案内された。「あとの方はあちらへ」「待て、私は殿下の御側を離れる訳にはゆかぬ」ダリューンが食い下がった。「そう仰られても、この部屋には夜具が一つしかございません」「床で休むことも厭わぬ!」「ですが」「ダリューン、ここは」ナルサスが止めた。「仕方あるまい。殿下、何かありましたら、すぐ御知らせ下さい」「わかった」アルスラーンは一人で寝室に入っていった。
アルスラーンは露台(バルコニー)で夜空を見ていたが、中庭で何やら働く奴隷と思われる者数名に目を止めた。そこへ、軽く戸を叩き、ホディールが臣下二人と共に入ってきた。「殿下、折り入って御話しが」ホディールは柔和に話し掛けてきた。「あの男、何を企んでいるのだ」ダリューン達の部屋ではアルスラーンと引き離されたダリューンが苛ついていた。「ホディール卿の狙いは娘を新王の后とし、外戚として権勢を振るうことのようだな」ナルサスが答えた。「と、彼の本心がわかったからには放任しておいてよいものではあるまいな」「敢えて殿下を我々と引き離した」「それを今さら言うか?!」ナルサスに食って掛かるダリューン。「俺は殿下の部屋の前で寝てもいいと思っていたのだぞ?!」「ホディールの思惑に乗ってやったのだ」ナルサスは荒ぶるダリューンにそう述べた。
「では殿下、私が申しあげあたことをどうか、実行なさいますよう」「ああ、わかった」ホディールはアルスラーンの部屋から退出していった。戸が閉まると、アルスラーンは露台に駆け、隣の部屋の露台を見据えた!「ここの戦力を考えると、できれば今敵に回したくはないが」ダリューン達は自分達の部屋で
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