芥川賞作家「辻仁成」 一時期の派手な報道ばかりが目につき敬遠していたけれど
8月に入り 👇 の2冊を借りて読んだところ「あれっこんな作風だったっけ?」みたいな・・・
更に 最新作『愛情漂流』を そして初期の作品『白仏』を読み終えたところです
これは氏の祖父をモデルにしたもので 明治 大正 昭和を通し 筑後川の最下流の
有明海に接する大きな河口の島を舞台にして 自死や輪廻を考えそして晩年の主人公が
島中のお骨を集めて白仏・骨仏を建立するという・・・
なかなかに深い想いの詰まった 終戦記念日辺りに読むには考えさせられるものでした
残暑厳しい毎日ですが 8月も終盤です 力尽きて・・・