6月5日 新幹線で米沢へ。 さらにバスにゆられて40分ほど
『天元台湯本駅(920m)』に。 “パノラマロープウェイで空中散歩”
とやらを、楽しみます。 何年か越しの念願です。
(2002,11,06大雪で引き返したことが・・・)
ロープウェイを下りると、そこは広々した「空中庭園1350m」
ペンション村、レストランなどもあるのですが、なにしろ6月1日に夏山開きが行われたばかり・・・快晴のこの日も人影はなく、草原にはタンポポが咲き乱れ、ウグイスの声が澄みきった空気の中に、艶々と響いているだけ・・・爽やかなそよ風
高原を独り占めーーーの贅沢です!
「パノラマ展望台」で、こんな景色を眺めながらのお弁当は、最高!
東京から持ってきた「コンビニのおにぎり」と、ペットボトルのお茶
だけといえども・・・
リフトは3基乗り継ぎです。 冬は素晴しいスキー場、当然ながら美しいスロープに沿って始まります。
白樺、岳かんば、ななかまどなどの新緑と青空と白い雲と・・・
最後の夏山リフトは標高1820mまで登ります・・・さすがに空気もひんやりとして、左右の林の中には残雪がかなり沢山あります。
下り立った「北望台」駅 先の山道はまだ雪に埋まっていました
駅の脇には、周りをかいて集めた雪が、2m以上の高さに積まれていました。 びっくり!です。この冬も積雪がとっても多かったのだそうです。 先へ歩くのは、とても無理ですね。
↑ 石ころに腰を下ろして、雪解けを聴いたり、暖かい陽射しを浴びたり・・・
石ころと雪とを恐る恐る下って、立派なフキノトウを撮っていると・・・
傍にこちらも恐る恐るの様子で カモシカ君が姿を見せてくれました。
3枚ほど撮ったところで、片足を思わずずらしてしまいました。
途端に彼はくるりと向きを変えて、猛然とダッシュ、出てきた潅木の中に走り込んでしまいました。 「ごめんね、驚かせて」 でも、その姿が一番格好よかったです!
穏やかな午後の陽、下りのリフトからの眺めを、何と表現したらよいのでしょう・・・それはそれは気持ちの良い、想い出しても素晴しい時間でした。
リフトの前をウグイスが囀りながら横切り、目の下の潅木に美しい声でさえずる姿を、しっかりと確かめることもできたのです。
「中吾妻展望台」から見た 「明道の滝」 ↑ 「こめつがの新芽」
下りてきた「湯元駅」に、こんな表示がありました。↑
6月25日からは、本格的に夏山を楽しむ各種「西吾妻パノラマトレッキング」が、始まるとのことですよ。
(この日の宿は白布温泉・山の季 良質なお湯と山の幸でした)