狩人の道東放浪記 Ⅱ

定年後道東に移住しました。
しかし2年後、都合により帰郷しました。徳不孤必有隣の旗印は同じです。

猪罠の見回り

2019年10月20日 | 狩猟と銃

猟友会は町からの要請により、町内の被害地区に猪罠を仕掛けている。

この罠の見回りを会員が行う。19日が当番日であったが雨天の為に今朝行った。

1匹の猪も罠に無く、早朝のウォーキングとなった。

この時見つけたのが、アケビである。子供の時は山へ採りに行ったが、とんとご無沙汰である。

友人を訪問するので、半分はお土産にした。


今年度の狩猟用装弾

2019年10月16日 | 狩猟と銃

装弾の購入は過去の経緯もあり、複雑である。私も勘違いしているかもしれない。

大きく分けると3種類あるが、現物(装弾)は同じである。

① 狩猟用

 鳥猟装弾の6号から獣用の6粒・1粒、鹿用のバックショットなど

② 有害駆除用(有害鳥獣捕獲用)

 対象が①と同じなので、装弾も同じである

③ 射撃用

 射撃場で処される為、7.5号、9号が使用される

射撃の種類によっては1粒の場合もある。

 

①と②は猟銃用火薬類無許可譲受票で購入できるが、同一の譲受票ではない。県猟友会長の印が押されている。③は公安委員会(警察)が発行する。

いづれも消費計画を立てて購入し、余らないようにする。しかし、現実では残る事もあり、①は②と③への流用が認められている。②は①への流用が認められているが、③への流用が認められていない。③は一切の流用が認められていない。

誠にややこしく、同一の装弾でもある為、管理には注意が必要である。これに消費期間もあり複雑にしている。正確に把握しているか、疑問である。

そして今年度からは②の譲受票で①に供する装弾を買えと指導された。①の譲受票は発行しないそうだ。

①と②は猟友会が窓口になって発行しているが、猟友会に入っていないハンターは都道府県に直接要求しなければならない。猟友会員でも有害駆除に参加していない者、参加させてもらってないハンターはどうなるのだろう。有害駆除の許可証には対象となる鳥獣名が記入されているが、狩猟では記入されてない鳥獣も対象となる。

弾力的な運用は必要であるが、安易に流れると混乱の基となる。詳しく教えて頂き、間違いのない狩猟としたい。


フルレングス

2019年09月25日 | 狩猟と銃

射撃場から帰り、昨夜からサンポールに漬けていた薬莢のフルレングスを行った。

先ずマウス付近をガスバーナーで焼きなましました。それからプレスにシェルホルダーをセットし、最も高い位置に揚げます。そしてダイスをプレスに押し込み、セットします。

薬莢にオイルを塗り、プレスします。こうして出来た薬莢のオイルを拭い、自分の銃の薬室に入れます。ボルトを操作して抵抗を当たります。抵抗がきつければもう少し薬莢を小さくする必要があり、ダイスを10度ほど時計回りに廻します。こうすると少し小さな薬莢が出来ます。緩い時はこの逆にダイスを廻します。

こうして出来たのが、写真の薬莢です。

この後は雷管の装着や火薬の投入があります。一番怖いのは、火薬の入れ忘れです。火薬の無い弾でも雷管の爆発で、弾丸は銃身の中ほどまで進みます。当然獲物は倒れていませんから、次弾を撃ちます。確実に銃身破裂となり、負傷します。

以上は簡単に書いて有りますから、これで良いとは絶対に思わないで下さい。


WALTHER 1250 DOMINATOR (空気銃)

2019年09月01日 | 狩猟と銃

とうとう今年の蝦夷鹿猟は諦めた。

16年間欠かさずに行っていた狩りだったのに、たった一人の不心得者の為に中止した。

無聊を慰めるのと、駆除で使用するために空気銃を買う事にした。

老い先短い私だから中古銃である。おりしもオーバーホールで帰って来た銃があった。

潜水用のボンベを使用する空気銃もあるが、田舎では充填に悩む。

そこでWALTHERにした。自転車用のポンプ(銃専用)で圧縮空気を溜める方式であり、連発も出来る。

許可を申請して、手元に来るのは1か月以上後と思う。

 

追記

条件が変わって来たので、購入を辞退した。


今年の蝦夷鹿猟は諦めました

2019年08月08日 | 狩猟と銃

北海道庁にも電話をかけて調べました。

前に書いた通りで、平日は国(道)有林で狩りは出来ません。2日ほどの日程で遠征は出来ません。2週間ほどの行程で行っていた為に焦らず狩りが出来ました。

短期間での狩りでは焦りが出来、無理をした射撃となります。

16年間続けた蝦夷鹿猟も1回の休止になりました。来年はどうなるか解りません。道(国)有林を管理している道有林課の方とも電話で話しました。

心無いハンターに同僚を殺された職員の、怒りや悲しみは充分に分かりました。永久に道有林からハンターを追放したい気持ちと思います。

ただ北海道の鹿や羆による被害は想像以上です。昼間、市街地に羆が出没し、ゴミを漁り繋いであった犬を食べて行きます。

遵法狩猟、安全狩猟が行われる事を望みます。これにより狩猟が楽しい趣味として永続します。