狩人の道東放浪記 Ⅱ

定年後道東に移住しました。
しかし2年後、都合により帰郷しました。徳不孤必有隣の旗印は同じです。

恩賜の煙草で解った事

2019年08月29日 | 骨董品

恩賜の煙草で、新しく分かりました。

東京都墨田区にある「たばこと塩の博物館」へ問い合わせました。

すると煙草にある菊の紋は天皇家のものではなく「閑院宮家」の紋でした。

閑院宮は1710年に東山天皇の皇子である直仁親王が第一代で創設された宮家です。この煙草に関係される方は「載仁(ことひと)」様で立派な髭を蓄え、軍人として明治から昭和の時代を過ごされました。そして日赤総裁としても務められています。戦後は民間人となり、現代に至っています。

この箱に日赤のマークがあっても不思議ではありません。しかし、誰に下賜されたかは解りません。

およそ分かったので、オークションに懸けるつもりです。

 


絵の意味

2019年08月28日 | 骨董品

扁額を入手しました。

絵の雰囲気からは江戸中期位の作品と思います。作者は鳳景斎(?)で、ネットで調べても解りません。

それよりも、知りたいのは絵のテーマです。禅画だ思いますから、悟りの一場面と推察しています。

左の男はアヒル(?)を抱いて、座り差し出しています。右の仙人は話しかけ、童子は背と脇に書物を持っています。

恐らく何か有名な場面と思いますが、浅学の身には解りません。

解読された方は教えて下さい。左の男はガラスの為に少し反射光があります。


伊勢・二見浦の老舗旅館

2019年08月27日 | 内地の紹介

11月中旬に北海道の猟友・俳友が三重県に来ます。なにか表彰式に出席するようです。

そこで伊勢で会いたいと、宿泊所を頼まれました。

JR伊勢市駅前や志摩には沢山の旅館やホテルがあります。しかし、伊勢の古を偲んでもらう旅館となると絶滅状態です。外宮前に有りますが、修学旅行生用に使用されていました。

伊勢市・古市にもありますが、長年にわたりスポーツ合宿や商人宿として使用していました。。市内から近く便利な宿です。1700年頃の絵図にもある旅館です。

そこで伊勢市郊外で探しました。

その内の1軒は営業を止めて観光施設となっています。

朝日館

かって昭和天皇も宿泊された旅館で、古風な佇まいです。

賓日館

皇族用として建築され、少し前まで営業していましたが現在は観光施設として存在します。

最終的には北海道の友人が決める為、パンフレットを送りました。