近所にホームセンターの「ニトリ」が開店した。
夏用に薄縁が欲しかったので、満車の駐車場もいとわずに出かけた。
ありました。江戸間や京間、田舎間があるが、メーターで計測してメモしてある。
ところが薄縁は日焼けして、変色しているのだ。ベトナムかカンボジアの伯母さん達が作った物だから、ミシン目が曲がっていても文句は言わない。
しかし買ったその日から、変色していては古道具屋で買うのと同じだ。店員に質問した。
「この薄縁は変色している。新品の薄縁はないのか」
すると、天然の物であるから色が違うのは当然です。全部同じです。この回答である。
この店員は若い為か、畳が日光により変色するのを知らないのだ。
議論する気も教える気もないから「さいなら」と帰った。
やはり畳屋さんへ行くべきであろうが、その畳屋さんは隣町まで行かねばならない。