狩人の道東放浪記 Ⅱ

定年後道東に移住しました。
しかし2年後、都合により帰郷しました。徳不孤必有隣の旗印は同じです。

出藍の誉

2009年11月29日 | 狩猟と銃
エー、この猟期はまったく命中しません。昨日も8貫ほどの猪をスカしました。
遠い、林の中を遁走なんて言い訳の出来るものではありません。まったくのタナボタに昂揚していた、と思います。しかし、銃のお蔭か半矢にはなりました。犬に捜索して頂きましたがダメでした。血も地面に点々とあり、足か腹をかすったものでしょう。かなりの重傷ならば、当った時に「ギイ」と鳴くか、血も羊歯等横に付着します。
しかし、猟友が連れていた子を1匹仕留めました。2貫ほどでした。
これではタイトルと何も関係ない。そうでした、出藍の誉れです。後輩がいい鹿を得たのです。記念写真を添付します。名射手は一番左です。

へイホー、へイホー仕事が好き

2009年11月15日 | 狩猟と銃
えー、タイトルは白雪姫の森の小人で歌ってください。
本日は狩猟解禁日です。昔からの仲間と出猟しました。我々ハンターにとっては祭日です。祭日と言っても酒を飲んで浮かれているのではありません。安全第一です。
今日は瀬戸市から来た猟友(一番左のイケメン)が猪を仕留めました。そこで♪♪♪ヘイホー、ヘイホーの歌が思わず出てきました。右端は長老で73歳、足は20歳代です。
肉は山の神様に感謝して皆で分配しました。

蝦夷鹿の解体

2009年11月14日 | 狩猟と銃
その場で解体します。と言っても精肉するわけではありません。
肛門付近を切り取り、膀胱等を捨てます。こいつを破ると臭い。
そしてナイフに指を添えて、内臓を傷つけないようにして首まで開きます。
気管、食道等を切り、内臓を出します。まだ湯気が上がります。周囲には血の臭いが充満します。太腿付近の大動脈を切ると、ドッと放血します。
裏返して、冷却します。
トラックまで運び、次の狩を始めます。