2日で「竹馬」を作りました。
材料の竹は5分ほど行くとあります。3歳の子供ですから、太い竹は必要ないでしょう。
幼少の頃、親父に作ってもらいましたが、我が子には作っていません。モーレツ社員であったその頃は余裕がなかったのです。不憫な事をしました。
この竹馬は近所の幼児にあげるものです。孫に作るつもりで製作しました。針金で固定していますが、危ないので赤いテープでカバーしています。
2日で「竹馬」を作りました。
材料の竹は5分ほど行くとあります。3歳の子供ですから、太い竹は必要ないでしょう。
幼少の頃、親父に作ってもらいましたが、我が子には作っていません。モーレツ社員であったその頃は余裕がなかったのです。不憫な事をしました。
この竹馬は近所の幼児にあげるものです。孫に作るつもりで製作しました。針金で固定していますが、危ないので赤いテープでカバーしています。
終活が流行っているが、逆の事ばかりしている。ガラクタを買い込んで喜んでいる。
そこで蒐集品を売る事にしたが、ヤフオクでは二束三文を覚悟しなければならない。
それならば自分で骨董店を営業する事だ。自分の店で不必要な物を売る事にした。
屋号は「有隣庵」とした。論語の徳不孤必有隣から頂いた。
黒字経営は無理で、店舗を用意する気もない。尋ねてきた者に売るだけである。
気に入れば、5割引きでもするつもりだ。
ガラス絵を入手した。大正から昭和にかけて室内装飾に用いられた。モダンな感じで用いられたが、江戸時代既に長崎で作られていた。
現代もガラス瓶の内側からペイントし、工芸品として楽しまれている。
たぶん何れかの待合などで使用されてきたガラス絵を入手した。
このままでは破損の心配があるので、額縁を特注する予定だ。全体では横が135cm、縦が40センチほどである。鮑貝も使用され、キラキラと光っている。大正ロマンが蘇れば満足である。
ただ銘は「周文」とある。周文は室町期の中国の画僧である。雪舟の銘と同じで笑えてくる。恐らく上海辺りで作られ、大正期に輸入されたモノであろう。
周文とは恐れ入った!!
私とよく似た世代の方が結婚すると2間ぐらいのアパートに住んだ。一輪差しには野菊、そして壁には武者小路実篤の絵があるカレンダーが掛けられていた。「仲良きことは善哉」この言葉が信じられた時代であった。パソコンなんて空想科学小説の世界である。それが格安で手に入った。
本物と信じたい。左上には為書きが有り価格を落としているし、肝心の「仲良きことは善哉」もない。色彩も絵の具不足の感じがする。しかし、新婚時代にこの絵のカレンダーを飾っていた夫婦にとっては本物の色紙である。
菊岡義政氏は奈良市在住の木彫家である。鹿の木彫を手掛けられ、素晴らしい作品を残されている。家業の漢方薬店を経営されていたが多くの後進を育てられ亡くなられた。
50年ほど前に知遇を得て、美術についてお話を聞かせて頂いた。店は三条通りにあったが、現在は奈良町である。
店内には1メーターほどの木彫の鹿がいた。
氏の作品が欲しかったが、今日ひょんなことで入手した。氏を偲びながら大切に保管する。