狩人の道東放浪記 Ⅱ

定年後道東に移住しました。
しかし2年後、都合により帰郷しました。徳不孤必有隣の旗印は同じです。

二美喜旅館(根室市)

2013年02月27日 | 道東紹介
さて旅館の紹介の前にある人物を紹介したい。映画「翼よあれがパリの灯だ」で有名なチャールズ・リンドバーグである。1927年スピリット・オブ・セントルイスでニューヨーク~パリ間5,810KMを33時間29分30秒で横断した人物である。
そのリンドバーグが夫婦で1931年8月23日(82年前)、水上機シリウス号で根室町にやって来たのだ。当時の根室町民は大熱狂で迎え、アドバルーンさえ揚ったと当時の新聞は伝えている。そしてリンドバーグ夫妻が宿泊したのが「二美喜(ニビキ)旅館」なのだ。

1936年(2.26事件の年)に発行された「北海道案内」札幌鉄道局によると根室町では3軒の旅館が推奨されている。上記の二美喜と誉田旅館、渡邊旅館である。料金は2円50銭~4円である。現在は二美喜だけが営業を続けている。
残念ながら火災にあいリンドバーグの二美喜はない。場所も移っているが根室随一とされたお客様を大切にする心は脈々と続いている。料理良し、美人女将良し、酒もまた良し(2月26日泊)であった。電話は0153-23-2101です。

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好きではありません、ウインチ君

2013年02月27日 | 狩猟と銃
好きでなくても、26日はウインチの日でした。雪道の轍を30センチ外れるとスタッグです。このような道でもスタッグです。
周囲に樹木がないのでスコップで掘り下げて脱出ですが、動きません。床下を確認すると写真のように雪がいっぱい詰まって「亀状」です。
床下も掘り下げます。そして前後の道も掘り、緩やかな坂道にします。段々と息が切れて1時間弱かかりました。
そして200メーター先でスタッグです。今度は樹木にワイヤーを掛けてウインチで脱出しました。しかし横の樹木に(これしかなかった)掛けたためウインチのローラーが吹っ飛び、それでも引くとワイヤーが半分切れました。何本かのワイヤーが3本撚りになってしまった。国道への出口で最後のスタッグ、とうとう切れました。
ワイヤーを交換してもらい、ウインチも病院行きです。疲れたよ、鹿なんて一匹も見なかった。



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雪の朝

2013年02月24日 | 道東紹介
以前にも紹介したが西別川の朝である。1日最低30分歩きなさい、TVで放送された。足の動脈硬化防止である。
足の動脈硬化の症状を挙げていた。
①足に痙攣が起こる
②足が痛い
③足の裏の感覚が薄れる
④長く歩くことができない
⑤足が冷える
などであるが全てビンゴだ。やがて心筋梗塞や脳に支障が出るそうだ。血管が固くなり、細くなるそうだ。

自然は美しい。何気ない道も自然の一刷毛で精神が宿る。散歩にどのような効果があるか知れないが、街を歩くのは楽しい。最後に残るのは「美」の感動だけかもしれない。

   高貴薬六腑に届けと寒の水

2月25日追記
 釧路市内の眼科に行くと白内障の宣託があった。しばらくは目薬で様子を見る、との事である。網膜も精密検査をすると・・・・・。


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猫飯

2013年02月23日 | 美味紹介
美味紹介とは不遜の至りである。
今日の昼飯だ。久しぶりに炊いた飯に朝の味噌汁をぶっかけた。「猫飯」である。実はこれも好物なのです。味噌汁にはタイサイと若布の茎そして卵が入っている。栄養のバランスはいいと思う。
が、味噌汁の色である。えらく色が濃い、故郷の三重県伊勢から送ってもらった味噌で作ったのだ。高級品ではない、スーパーで売っている特売品である。
これで味噌汁を作ると「美味い!!!!!」脳の奥に仕込まれた記憶は恐ろしい。残念ながら釧路市にもこの味噌は売っていない。
美味とは一体なんなんだろう。結局長い間、親しんだ味であるようだ。

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2月19日の狩り

2013年02月19日 | 狩猟と銃
町外へ出かけました。当然狩猟です。平日なので誰も入っていません。このため何でもない林道にも注意します。少し轍の跡を外れるとスタッグします。4回ウインチのお世話になりました。こうなると鹿を見る余裕がありません。仕方がないので停車しました。この雪原は保護区ですから発見しても発砲できません。
残念ながら一度もライフルは手にしませんでした。でもこのような何気ない風景に道東を感じないでしょうか?カテゴリーはこれ以外かな。
そうそう、今日でハイラックスキャブの累積走行キロは13万キロとなりました。

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