欲しかった仏画を買っちゃいました。
仏画には製作者の名前はありません。時期も解りません。
絵の特徴から判断するしか方法はありません。
骨董屋さんと表具師の考えは全く違います。
骨董屋さんは、修復を嫌います。本紙が痛んでいても剥げていても、時代色があると喜びます。
一方の表具師は傷を修復し、何百年も伝わって来た文化財を大切にします。博物館とよく似た気持ちでしょう。
私はこの仏画を「預かっている者」として鑑賞させて頂きますが、私が所持している間に取り返しがつかなくなることを恐れます。
期限は1年間で、修復に出しました。