狩人の道東放浪記 Ⅱ

定年後道東に移住しました。
しかし2年後、都合により帰郷しました。徳不孤必有隣の旗印は同じです。

皇国史観の文化教室(町主催)

2019年06月12日 | 内地の紹介

昨日は町主催の文化教室へ行きました。

郷土の歴史には興味があり、私たちの祖先がどの様に歩んで来たかを知りたいのです。

講師は副田さんで、当町の地理から話し始めました。ところが「日本の領土は全て天皇の物だ」と腰を抜かすような発言がありました。
上皇様が天皇であられた時「憲法に定める象徴としての天皇は如何にあるべきか」と心砕いてる様子を漏れうかがい感動しました。災害で苦しむ被害者に向かい、慰め祈る姿に「象徴」であることがいかに難しいか模索されていると思いました。
しかし、昨日の講師の発言は皇室の権威を失墜させ、天皇への誤解を生みます。
このような人物が郷土史の講師としておられる事、そして春には町教育委員会から表彰されている事に嫌悪感がしました。私は皇室を誹謗する考えは全くなく、美智子前妃殿下が懸命に努力された事は知っています。このような生きている亡霊のような皇国史観を持つ者が教育者として白日の許闊歩している事に驚愕します。

命名祝

2019年06月09日 | 内地の紹介

初孫を授かり、今日は命名祝を親類に配りました。

昔からの薯蕷饅頭で紅白です。特に銘菓ではありませんが、古くからある菓子舗で作ってもらいました。味も甘いだけでデザインも子供の頃からと同じです。

同じが繰り返されるのが、伝統文化かとも思います。9個入りですから、隣にも差し上げます。

          万緑へ産声あげる令和の子

   紅白の饅頭配る梅雨晴れ間

 

 


淡竹採集の日々

2019年05月26日 | 内地の紹介

毎日のように淡竹採集に行っています。

採っても、採っても出てきます。

今日は友人と7:00に待ち合わせて、採りました。

たちまちバックがいっぱいになります。時計を見ると30分しか経過していません。

これ以上採ると、荷物(淡竹)が肩に食い込み、ヒイヒイと言わねばなりません。

友人も満足して帰りました。


松阪萬古焼の栄光

2019年05月21日 | 内地の紹介

全国には無数の陶器磁器があり、時代によっても盛衰するために、消えて行った窯も多数あります。

三重県には万(萬)古焼が連綿と続いています。

沼波弄山を開祖とし、射和万古~松阪万古~現代、有節万古~桑名万古~現代、そして有節万古~四日市万古~現代と続きます。

古万古は古安東へと続き、再興安東阿漕焼~阿漕焼~現代と続きます。

私の所持する時中焼きは陳明焼き、延年山焼きなどと栄えました。

親子代々で続く場合もありますが、絶えてしまった窯元も沢山あります。

この為に収集も多岐に亘り、系統立てて収集すれば、財産は消えてしまいます。

骨董店の店先で納得できる陶器が有れば買って行きたいですね。

写真は「時中焼」の布袋像、そして松阪万古の佐久間芳嶙作の龍持羅漢です。

錦花山焼き、阿漕焼と思われる陶器もありますが、判明次第紹介します。