狩人の道東放浪記 Ⅱ

定年後道東に移住しました。
しかし2年後、都合により帰郷しました。徳不孤必有隣の旗印は同じです。

沙羅双樹

2016年07月13日 | 内地の紹介
最近、園芸店通販で2本の木を買った。

前々から欲しい木であったが見つけられなかった。

奈良県宇陀市の森野旧薬園にあった沙羅双樹である。奥の離れの前に大木であった。晩夏に行ったがまだ盛んに咲いていた。一気に落ち、潔い花と思った。
平家物語冒頭が心に残っていたのだろう。

まだ1メーターほどであるから、私の生きている間に立派な様子は見られないであろう。
しかもネットで調べるとこの花木(夏椿)は沙羅双樹では無かった。本物は熱帯樹の様相で葉も朴の葉より立派である。仏教伝来の際、何か取り違えたのであろう。

もう一本は甘茶である。灌頂会でお釈迦様の上からかけるあのお茶である。
紫陽花ソックリで、もっと育てば葉を収穫できる。
葉は良く揉んで覆い、発酵させれば甘茶になるそうだ。

漢方薬でもあり、常用したい。
ネットで調べていて、欲しくなったのが「無憂樹」と「菩提樹」である。
お釈迦様が生まれた時に咲いた花と、悟りを開いた時に有った木である。「無憂樹」は捜しても無かった。

なにか仏教関係の樹木ばかり気になる。
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