射撃場から帰り、昨夜からサンポールに漬けていた薬莢のフルレングスを行った。
先ずマウス付近をガスバーナーで焼きなましました。それからプレスにシェルホルダーをセットし、最も高い位置に揚げます。そしてダイスをプレスに押し込み、セットします。
薬莢にオイルを塗り、プレスします。こうして出来た薬莢のオイルを拭い、自分の銃の薬室に入れます。ボルトを操作して抵抗を当たります。抵抗がきつければもう少し薬莢を小さくする必要があり、ダイスを10度ほど時計回りに廻します。こうすると少し小さな薬莢が出来ます。緩い時はこの逆にダイスを廻します。
こうして出来たのが、写真の薬莢です。
この後は雷管の装着や火薬の投入があります。一番怖いのは、火薬の入れ忘れです。火薬の無い弾でも雷管の爆発で、弾丸は銃身の中ほどまで進みます。当然獲物は倒れていませんから、次弾を撃ちます。確実に銃身破裂となり、負傷します。
以上は簡単に書いて有りますから、これで良いとは絶対に思わないで下さい。