狩人の道東放浪記 Ⅱ

定年後道東に移住しました。
しかし2年後、都合により帰郷しました。徳不孤必有隣の旗印は同じです。

松阪万古・松古窯を訪ねて

2019年12月14日 | 骨董品

松阪万古の窯元が松阪市下村町に有るので、知人と共に窯元をお訪ねしました。

松古窯は茶道裏千家御好窯で現代は5代目の佐久間芳山氏が窯元です。

 

初代信春は三重県飯高郡にて窯を築き、作名を百々川万古となずけて制作した。

その後、陶土採取の関係で松阪市東南神戸村金花山に窯を移し「錦花山焼」と名付け、射和焼百々川焼の2系統を引き継ぎ発展した。

その後松阪万古芳嶙焼に至りますます発展した。

勝山氏と芳山氏の作品です。

 


有節万古ではなく安東焼でした

2019年12月14日 | 骨董品

有節万古と思い、何代目の作品か調べてきました。

すると底に印があり、崩した2文字でしたが下の1文字が読めました。

「東」なのです。すると上の字も「あ」と読めたのが「安」と解読しました。

三重県の田舎の焼物ですから、偽物ではありません。偽物は数百万もする楽茶椀などに発生する事です。

安東焼は、安永、天明(1772年~1788年)の頃に、三重県津市で焼かれたものです。焼物師は良助と言い、詳細は不明である。

田舎の陶器は稚拙ですが、何とも言えぬ鄙びた味があります。