狩人の道東放浪記 Ⅱ

定年後道東に移住しました。
しかし2年後、都合により帰郷しました。徳不孤必有隣の旗印は同じです。

お江戸見物(どぜう) ①

2013年09月03日 | 内地の紹介
8月31日から江戸へ行っていました。31日は蔵前に宿泊しました。翌日浅草へ行くためです。
40年程前に連れて行ってもらった「どぜう」に行きました。江戸情緒たっぷりの店です。

店の周辺や建物は思い出せません。とにかく入りました。

いいですね。女中さんが忙しく立ち回り、皆さんは鍋を突っついています。残念ながら此処ではなく、地下のテーブル席に案内されました。
注文は雷門定食(\4900)でドジョウ鍋と柳川鍋が付いていました。酒はビールと熱燗の3合を頼みます。少し煮立ってきたので葱を山盛り入れました。

どれほどうまいか?酒を後2合追加しました。隣の客の会話が聞こえてきます。

女「あんた、もう泥鰌がないよ」
男「ああ、葱を入れろ。割り下もだ」
女「もう泥鰌はないよ。追加しましょう」
男「馬鹿。素人の喰い方をするな。葱と割り下を入れればいいのだ」
女「それじゃあ、葱汁だよ」
男「文句を言わずジャンジャン入れろ」

女「あんた、葱が空になったよ」
男「そうか。おーい葱」
店員が葱と割り下を持って来ました。
男「うまいなあ・・・・」
女「・・・・・・」無言。
永六輔によく似たランニング姿の70少し前、女は小股の切れ上がった30代と、60ちょいでした(写真あり)。江戸っ子の食べ方を勉強しました。

こうして葱を箱に2回そして割り下を追加させ、男と二人の女は帰りました。粋だねえ、江戸っ子は!!
泥鰌は浅葱裏に食わせ、葱を食べていましたよ。

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