昔農家では「ふところ餅」を作り、子供たちのお八つや、農作業のコジハンにした。
何十年も食べてないが、町のセミナーで学んできた。
●材料
もち米 1升
米粉(上新粉) 2㎏
熱湯 1600cc
黒砂糖(粉) 1.25kg.
塩 15g
小麦粉 110g
●作り方
① もち米は1~2日水に浸ける
② 米粉は熱湯(1600cc)で固めに捏ねる
③ ②を軽く握り、水切りした①の上に乗せ、蒸す
④ 蒸し終わったら、餅につく。餅つき機が便利である
⑤ 米粒が無くなり餅になったら、塩と黒砂糖を入れてかき混ぜる
⑥ 最後に小麦粉も入れて混ぜる
⑦ 片栗粉の上に乗せて冷ます
⑧ 2日ほどして、片栗粉をはたき、切って陰干しする。
⑨ 保存は冷蔵庫で良い。そのままでも、焼いても美味しい
以上です。
黒砂糖の棒餅よりも軟らかい感じなんだろうな。
懐かしい味。
祖母は黙々と麦を踏んでゐました。畑へ行くと祖母は懐からこの餅を取り出し、二人で畔に座り食べました。体温で少し暖かかった餅です。
家中に漂うふくいくたる香りは、
いまもしっかりと覚えています。
年の瀬の押し迫ったおごそかな夜に、
家族総出でおこなっていた餅つきは、
いつしか機械に取って変わり、
それが今は真空パックです。
2年もちます。
私は鍛えているから、3~4年越しても大丈夫。
便利だけど、あの頃の餅とは、違う食べ物ですね。
最近はおいしいお餅に出会えていません。
器用なemiチャンです。
ぜひ挑戦して下さい。