確かに、そこを基準にすれば、それより下がる事は滅多にありませんよね。
故に、心も痛みにくいわけです。
コロナ渦の現在は、その基準からすこし下がって状態なのかもしれません。
でも、人と人とが憎しみ合い殺し合う戦争時代を生きた先輩方の苦労や喪失感、絶望感に比べたら、元気を失い切ってしまうほどではないはずです。
辺り一面焼け野原になった故郷が眼前にあったとしたら、、、、、
苦しみや辛さを比較して、『だから大丈夫』なんてい言うつもりはありません。
私が言いたいのは、そんな絶望的な敗戦から立ち直った普通の人達と、私たちはしっかり繋がっている意識を持ちましょう、という事です。
それは、皆さんの両親やおじおば、祖父母、近所のお年寄り達等、身近な人たちの事です。
我々の存在理由は、その『繋がり』にあります。
私たちはその繋がりの中で存在し、繋がるために存在していると思うのです。
記憶はDNAによって繋がると私は考えています。
『人生はうまくいかない事がデフォルト』だからこそ、テキトーに努力奮闘してより楽しく生きて、DNAとして繋がる記憶を輝かせる方がいいでしょ?
頭の中で考えた事が自分ひとりの考えだと思ったら大間違いです。
何千何万と言う先人達の智慧が、我々一人一人の脳の中にDNAとして存在し繋がっているのです。
何万年も生き抜いてきた人類達と繋がっているからこそ、コロナ禍の逆境にも立ち向かって行けると、私は信じているのです。
そしてわたしの考えた事やとった行動が、繋がっていく智慧の中に入るとするならば、それだけで生きた甲斐があると言うものです。
繋ぎで結構!
充分ですよね〰