
書き始めの、筆につける墨量が少ないと、豊かな線が書けません。
でも、墨が薄いと滲みます。
濃くすってください。
でも、横画の筆勢がないと、ぼたぼたしたりふらついたりします。
横画書くとき、お手本見てちゃダメです。
横画に命吹き込めば『春夏秋冬』となるのです。
横画は身体使って命吹き込んでください。
そして縦画でじっくりと締める。
この緩急が、静と動、潤渇を作り、様々な表現を見せてくれるのです。
左払いは基本的には中鋒にならない事が多いのでかすれますが、『夏』の下部のように並ぶケースの場合、2本目は転折から中鋒にしてゆっくり書いてかすれされず、その対比を表現する事が多いです。
右払いは最終画になる事も多く、ここまで墨がたっぷり残っていないと、豊かな右払いは書けません。
また筆を立てて書けば、ほぼ中鋒になるのでかすれることはまずありません。
以上、今回の『競書漢字課題』の私的対策です。
そして『まん防』発令の日。
ピッタリ、被ったなぁ〰(^○^)
予想はしていたけれど、2週間ぐらい早かったです。
時短と感染拡大防止しながら、ゆるゆると始めることにいたします。
よろしくお願いいたします。