浅草演芸ホール ーより引用4月23日に、政府による「緊急事態宣言」が発令されました。
これに合わせて、東京都からは演芸場に対して「無観客開催」の要請がありましたが、「社会生活の維持に必要なものを除く」という文言があり、大衆娯楽である「寄席」は、この「社会生活の維持に必要なもの」に該当するという判断から、4月25日以降も通常通り営業することといたしました。
大衆娯楽である寄席は『社会生活の維持に必要なもの』と判断し、館内の定員を50%以下、アルコール消毒、マスクの着用、検温などを徹底した上で続けて営業する、と発表しました。
談志師匠が居たらどんな事言っていたかな?
多分『ザマーミロいっ!』って言って、はしゃいでいたんじゃないかな。
立川一門は出なかっただろうけれど(苦笑)
談志なら、喋らねぇ落語ってぇのをやってくれたかもね〰
弾かねえピアノ曲みたいな噺。
舞台下手にぺらっとめくる板に『5分67秒』って書いてある。
出囃子にのって防護服姿で登場する談志師匠。
拍手もらって、深々とお辞儀したあとマスク越しにずっと笑っている。熱いお茶飲んだり、そば食ったり、ドア叩いたり、大家になったりクマさんやはっつぁんや与太郎になったりするんだけれど、一言もしゃべらねぇ。
客はそれを5分67秒楽しむって寸法の芸、、、。
『楽しめるかい?』
『楽しかねぇだろ?』
『そんな芸に金払うかい?』
『払わねぇだろ?』
『で、その文化は終わるってことよ』
『粋』なのか『生きる為』なのかは分からないけれど、談志師匠ならはしゃいでいた事は間違いないね。
そこに良し悪しや善悪はなくって、単なる時代に乗った悪ふざけをしたいだけの悪童が居るって話しです。
世の中、洒落のきいた悪童って、いなくなったからねぇ〰
『つまんねぇだろ?』
『面白くねぇだろ?』
『一足先におさらばしといてよかったよ』
お粗末!