しばらく経つと、無くても大丈夫なんだな、と思えてくるもので、その典型が私の場合『笑ってはいけないシリーズ』です。
年末特番で大晦日またぎのスペシャル番組でした。
毎年笑いながら年を越したものです。
そんな『笑ってはいけないシリーズ』が制作されなくなってからもう三年ぐらい経つのでしょうか。
今年も制作されないらしいとの情報が入ってきても、去年までのガッカリ度はもうなくなっています。
そんな程度だったんですね、私にとっては、、、。
大好きな『ゆく年くる年』の今年側が無くなっても、数年経てば平気になるのでしょうね。
でも、もし大晦日に黒澤明特番があって、毎年新作がオンエアーされていたとしたら、、、
それが無くなったら立ち直れないでしょうね、きっと。
抗議してでもやり場ない怒りをテレビ局にぶつけるかもしれません!
そこが流行り物と普遍性ある芸術との違いでしょう。
流行り物は消費され、普遍性ある作品は時代を超えて多くの人々を魅了し励まし続けていくのです。
もちろん、テレビ番組は消費されるためにあるのが正解だし、黒澤作品の公開はテレビを舞台にはしません。
どちらも好きです。