水前寺公園
お盆の期間、熊本の老親の家に子供たちと帰省した。
といっても、高校2年の息子は用事があるとのことで一人家に残り
大学3年生の娘と妻と3人の里帰りとなった。
私の実家は熊本市内から東へ約20キロの大津町というところにあるのだが
その途中、といっても熊本インターを降りて水前寺公園に立寄った。
それも何年振りだろう。
おそらく20年ぐらいは経っているだろう。
水前寺公園は公園と名がついているが、日本庭園である。
そう
熊本市が日本に誇る庭園なのである。
国指定の名勝で史跡。
しかも平成の名水百選である。
一周20分ほどだが、途中イチャついてる中国人に気を奪われていると
ちょっと時間が経ってしまうのだが。
この庭園、細川氏が営々とつくり、おそらく明治以降市民に開放されたと思う。
昔はこういう庭園というのは大名や貴族、位の高い侍以外利用されなかったのである。
この庭園の特徴は
桃山様式の回遊式庭園で池泉回遊式ともいうのだろう。
シンボルには富士山がつくられている。
これが阿蘇山でないところがイイのである。
庭園を歩きながら
熊本の湧水は美しくとてもステキであるということの実感したのである。
しかもコイが肥っている。えさのやりすぎだ。
池のほとりに古今伝授の間という屋敷が保存されており
そこで抹茶と和菓子をいただいて、しばし庭園を楽しんだのである。
コンコード環境デザイン研究所 梅田