コナカ裁判勝利 原告2店長のお礼状

（上の写真＝裁判に勝利した2店長。左が高橋勇さん、右が佐藤光成さん）

コナカ裁判を応援してくれた皆さんへ
本当にありがとうございました！

コナカ「名ばかり店長」裁判で勝利和解を果たした、私たち全国一般東京東部労組コナカ支部の組合員である原告2店長から応援してくれた皆さんへのお礼状が届きましたので紹介します。

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全国一般東京東部労組コナカ支部　高橋　勇（コナカ仙台泉中央店店長）

このたびの裁判の和解におきまして、これまでお世話になりました方々や応援頂いた皆様にあらためて心から感謝を致します。

最初に私たちを勝利に導いて頂いた棗先生、小川先生ありがとうございました。正義の弁護士さんがいるおかげで、私たち労働者はこれからも安心して働くことができます。

そして、毎回色々とサポート頂いた東部労組の皆様、ありがとうございました。組合がなければ何もできませんでした。すべての中心でした。

また支部を超えて応援頂いたＨＴＳ支部、他の支部の皆様とボランティアの学生の方々、朝早くからビラ配りを手伝って頂き本当にありがとうございました。

それと松田委員長には毎回団交で、この問題でたたかって頂きありがとうございます。とても勇気のある素晴らしい委員長です。そしてブログの中で励まして頂いた皆様、とても心強かったです。ありがとうございました。

一緒に厚生労働省に陳情に行ったマクドナルドの高野さん、すきやの福島さんたち、みんなで名ばかり管理職の問題を社会問題としてクローズアップさせましたね。ありがとうございます。

ビラ配りの時に寄付をいただいたご婦人、頑張ってと握手していただいた外国人の方、とても励ましになりました。ありがとうございます。

この裁判は単にコナカの店長が残業代を取り戻すだけの裁判ではなく、社会に蔓延する不法労働をなくして労働者の権利を勝ち取るたたかいだと実感しました。

この2年間たたかってこれたのは、すべて皆様の応援や支えがあったからで1人では何もできませんでした。

この勝利はその皆様全員の勝利だと思います。本当にありがとうございました。心から感謝申し上げます。

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全国一般東京東部労組コナカ支部　佐藤　光成（コナカ八戸石堂店元店長）

今をさかのぼること約3年前、当時私はこのブログに「サービス残業反対」というタイトルで投稿しました。

当時、私は店長会議の時、社長に直接面談をお願いし、この投稿をしたのは私ですと報告し、会社の改善をお願いしました。夜の最終報告、組合がない件、公休の件など、特に役職定年制は早期に廃止してほしいとお願いしていました。お世話になっていた上司の方々が役職定年に差し掛かろうとしていたからです。

しかし、役職定年は廃止されず、賃金問題へとテーマが変わっていきました。

東部労組の組合員であった私は、組合から「未払い残業問題の件で裁判をしませんか？」とお話がありました。すべての社員のために、まずは組合員である私が会社を訴えて、労働環境を良くしていきましょう、ということでした。

役職定年の廃止にこだわっていた私ですが、これもひとつの労働環境の改善になるかと考え、裁判をすることになりました。

この3年の間に、世の中の風潮も変わり、経済も変わり、会社も変わっていきました。いろいろな考え方はあると思いますが、やはり少しでも理想に近づけるのならば、それに越したことはないと思います。

まだまだコナカには改善するところがあるとは思いますが、皆さんで力を合わせ、社員の幸福と、会社の繁栄を勝ち取ってください。

最後に今回の裁判でお世話になりました関係者の皆様、ブログ等で応援していただいた皆様、本当にありがとうございました。