石坂 啓 (マンガ家) さん
いつの時代の話だろうと驚いた。
奴隷の時代、弾圧の時代に逆行したいのだろうか。
看過してはいけない事件だと思う。
週刊金曜日の取材に応じたことを理由にHTS支部委員長の塩田さんのアサイン停止、事実上の解雇という阪急トラベルサポートの暴挙に、今、多くの文化人・言論人からの怒りのアピールがますます広がってきています。阪急トラベルサポートは勿論のこと、すべての関係者が一刻も早い事態の全面解決のため努力すべきです。塩田さんを一日も早く職場に戻すべきです。
隅井 孝雄(京都ノートルダム女子大学客員教授)
阪急トラベルサポート社の行為は言論、報道の自由に対する重大な侵害であり、みすごすことはできません。今どき、こんな会社があることも驚きです。添乗の人たちが明るく親切に旅行するお客さんに応対していただける環境を作ることは、会社の業務の一環でもあるのではないですか。解雇が撤回され、塩田さんがいままで通り仕事が出来るよう、一日も早い解決を願います。
中北 宏八 (元新聞記者・大学教授)
このところ、海外旅行に出かけるとなるといつも阪急。バスを効率よく使って安上がりにあちこち見せてくれるからです。添乗員にも毎回、感謝することがほとん どです。大変な忙しさの中で、よく気配りしてくれるからです。だが、こんな不当 なことをするようでは、考え直さなければなりませんね。trapicsのバッジをつけ て歩くのが恥ずかしくなるようでは困ります。
小笠原 顕子(執筆・評論)・原ナナミ(男と女の顔相))
いまだに、このような対応をしている会社の存在に驚きと強い怒りを感じます。今はコンプライアンスがあたりまえで、不利なことでも積極的に公開し、改善をしていくのが企業のあり方でしょう。口封じとは時代遅れも甚だしく、見過ごすわけにはゆきません。これはジャーナリズムに対する挑戦でもあります。攻撃を弱者にばかり向けていく企業体質は「阪急グループ」独特なのかもしれません。かつて、私の夫が同グループのA社と仕事をしたとき、A社独自の社内規定を、理不尽にも外部の会社に押しつけてきたそうです。断るとべつの会社経由の(A社の)仕事も、A社の圧力で潰されてしまったということです。全くひどい話です。
安斎 徹雄(グラフィックデザイナー/出版ネッツ)
言論・表現の自由の侵害です。解雇撤回を求めます。
西村 仁美 (ルポライター)
ゆ○るす○な!○はん○きゅう○とら○べる○さ○ぽーと○のげん○ろん○つぶ○ し(反骨のジャーナリスト・宮武骸骨風)。
古川 琢也 (ルポライター)
阪急トラベルサポートが行ったことは、企業が自分たちに都合の悪い情報を封じ込 める数多のやり口の中でも、最も卑劣で、かつみっともないものである。
天笠 啓祐(ジャーナリスト)
以前、パックツアーを利用して海外に行く機会がありました。添乗員の仕事の大
変さを感じておりました。その添乗員から正社員が減り、派遣が増えていきまし
た。労働条件はどんどん悪くなっているのでは、と懸念しておりましたが、実態
は、私が考える以上だったのですね。とくに阪急交通社のような安売りツアーを
目玉としているところは、添乗員の労働条件は、いっそう悪いと思っておりまし
たが、企業体質もひどいですね。アピールに全面的に賛成いたします。
委員会呼び出しの際の議題についても
「塩田さんが虚偽の記事を記載させた」と
決め付けありき。
こんな組織が”正常な労働組合”として機能していると思えというのは無理な話。
横暴経営者べったりの組織がこんな状態である以上、
当の経営者側が識者の声を聞く事なんてまずありえないと思わざるをえません。
人としての血が流れてるかさえも疑問。
以上。組合員でも添乗員でもない一般客の見解です。
こんな事でさえ、法律に従えないのなら、お客様商売をする資格なしと思うが、どうか?
法律守れないのにお客様商売なんて出来ないですよね!心配でしょうがないわよ。
まして海外なんだから危険は常についてまわるから。