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全国一般東京東部労働組合の記録

5.1メーデー首相官邸前抗議アピール行動を実施!

2020年05月01日 17時41分43秒 | 労働組合

5.1メーデー首相官邸前抗議アピール行動を実施!
安倍と資本家の金儲け優先を許すな!コロナから労働者の命と生活を守れ!

メーデーの5月1日、新型コロナウイルスの感染拡大により労働現場で労働者が日々殺され続けているという重大な局面にもかかわらず、資本家の金儲けを優先し労働者民衆の命と生活を守ろうとしない安倍政権に対し抗議するため、様々な労働組合が首相官邸前に結集し、アピール行動を実施しました。

この行動は全国一般東京東部労組が呼びかけました。それに応えた労組・ユニオンの仲間約100人が集まり、首相官邸前でプラカードや横断幕などを掲げました。

司会進行を務めた東部労組の須田書記長が冒頭、人と人との距離を取ったりマスクを着用したりするなどの感染防止対策を参加者に要請し、「感染予防措置を最大限取りながら、しかし労組としてのメーデー行動は『自粛』せずに断固として実施しなければならない」と話しました。

そのうえで「日本で感染者とそれによる死者が次々出ているが、その大半は私たちの仲間である労働者である。それは単に病気で亡くなっているのではなく、命と生活を守ろうとしない資本家と安倍に殺されているのだ。仲間の仇(かたき)を討つために抗議していこう」と訴え、殺されていった仲間への1分間の黙とうを参加者全員で捧げた。

その後、東京管理職ユニオン、全国一般・全労働者組合、総合サポートユニオン、国労千葉地本、プレカリアートユニオン、葛飾区労協、ユニオンネットお互いさま、京成労組の民主主義を守る会、よこはまシティユニオンの仲間が発言しました。いずれもコロナ情勢のもとで労働者の安全が脅かされ、雇用や賃金で痛みを押しつけられているにもかかわらず安倍政権がまともに対応していないことへの怒りの声をあげました。

労働現場からの声として、学習塾が閉校する中で十分な休業補償がされていない非正規労働者の講師、生産ライン優先で職場の安全が軽視されているガラスびん製造工場の労働者、飲食店が休業する中で厳しい状況にあるおしぼりクリーニング工場の労働者がそれぞれ報告し、資本家・経営者による労働者への攻撃と安倍の無策ぶりを糾弾しました。

最後に東部労組の菅野委員長が「今年のメーデーは日本で始まって100年になる。その時々の情勢に応じて8時間労働制や戦争反対などをメーデーで労働者は訴えてきたが、現在は安倍と資本家に対して『労働者をコロナで殺すな!』と訴えなければならない。闘いはこれから始まる。労働者の生存権を守るため闘っていこう」と発言しました。

参加者全員で「労働者を殺すな!」「賃金補償を行え!」「生活保障を行え!」「職場の安全を守れ!」「賃金払って休ませろ!」などのシュプレヒコールを首相官邸に向けてたたきつけ、団結ガンバローでメーデー行動を締めくくりました。

すべての労働者は命と生活を守るため、労働組合で団結して闘いに立ち上がろう!

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