<コナカ労組が毎日新聞の社説で紹介>
<ただ働きにノーの声上げよう>
全国のコナカで働く皆さん、ブログをご覧の皆さん、5月2日付け『毎日新聞』朝刊の社説で、全国一般東京東部労組コナカ支部(コナカ労組)が取り上げられました。
タイトルは「ただ働きにノーの声上げよう」。NPO法人労働相談センターへの内部告発をきっかけに、このブログを通してコナカに労働組合ができたこと、そして不払い残業代の支払いを勝ち取ったことを紹介しています。以下にコナカ労組に関係する部分を掲載します。
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しかし、泣き寝入りすることはない。「不払い残業代を返せ」と声を上げる労働者の動きが目立ってきた。労働者が個人で加入できる地域合同労働組合やNPOへの相談などが増えている。景気が上向いてきたことが問題解決に向けての追い風にもなっている。
紳士服販売大手「コナカ」が社員約720人に対し、05年から2年間の不払い残業代など約9億円を今月下旬に支払うことになったのも、同社の不払い残業の実態を内部告発する手紙がNPO法人「労働相談センター」に届いたのが発端だ。センターがインターネットのブログで呼びかけると、窮状を訴える社員の書き込みが相次いだ。これをきっかけに今年2月に同社初の労働組合が誕生し、会社側との団体交渉に結びついた。
国際的にも突出しているといわれる日本の長時間労働がなかなか改善されない。その大きな理由に挙げられるのが不払い残業の存在だ。長時間労働は過労死やうつ病などの精神障害を引き起こす要因になる。不払い残業代を企業にしっかり払わせることで、企業も長時間労働の抑制を真剣に考えるようになり、過労死や過労自殺の根絶につながるはずだ。
そのためには労働者一人一人が自らの労働時間を、記録にとどめるなどしてきっちりと管理することが前提になる。不払い残業を会社側に直接ただすことには躊躇(ちゅうちょ)があっても、労組やNPO、あるいは都道府県の労働局や労働基準監督署などに相談すれば、解決の糸口が見つかる可能性がある。
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サービス残業=「ただ働き」は明らかに法律違反です。
コナカで働く皆さん、労働組合に入って、会社に法律を守らせましょう。
今日、組合本部にてパーシーさんと念願の対面を果たす事が出来ました。話を聞いてみると、良くも悪くも店舗によってやっぱり大きな差があるんだなと、再認識しました。
みんなが団結してこそ組合の影響力も大きくなります。書記長達がおっしゃるとおり、みんなで声をあげて、みんなが働きやすくなる事に意義があります。
組合に入って、何度か組合本部に通って、コナカ以外にも大変な企業がたくさんある事を知りました。また、労基法など、まだまだ勉強不足な事もたくさん知りました。日々発見があって、楽しいですよ。
ぜひ、みんなの不満や疑問・怒りなどの莫大なエネルギーを、この会社を働きやすい環境にする為のエネルギーに変えて、従業員全体が納得の会社にしましょう!!
最近、団結ガンバローの言葉の重みが切に解ってきているゆきだるまでした。
みなさんGW販売お疲れ様でした。明日からも頑張りましょう!
たしかに会社が現段階で明らかにしているのは社員720人への9億円の未払い残業代支払いと、店長には4億7000万円(これは残業代ではなく特別賞与)の支払いです。おっしゃるとおり、パート社員への扱いはまだ表明していません。しかし、パート社員自らが組合で声を上げ、ともに請求すれば、会社も動かざるをえなくなります。会社を自らの手で動かしましょう。そのために組合は責任をもってパートさんたちの立ち上がりを支えていきます。
きっとこn
いろいろと拝見させていただきました。
TVや新聞等でここまで取り上げられるというのは、そこにある、問題の大きさを物語っているということですね。
すべての情報を鵜呑みにするのは、良くないですが、これから社会人となる私にとってとても参考になりました。
コナカ労組のみなさん、頑張ってください!
労働組合の方に質問なのですが、本当に今月に残業代を会社側は振り込んでいただけるのでしょうか?
会社側から前に5月25日(予定)ありましてその予定と言う言葉がずっと引っかかってます…
もう一つは私はお金よりも会長の謝罪の言葉と誠意が欲しいです。