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全国一般東京東部労働組合の記録

デイベンロイ労働者が5日間のストライキ闘争を貫徹!

2012年04月10日 13時24分31秒 | 不当解雇

(上の写真=工場閉鎖とクビ切りの説明会に反対するデイベンロイ労組支部と支援の仲間)

デイベンロイリネンサプライのクビ切りを絶対に許さない!
会社の一方的な工場閉鎖・希望退職の説明会に抗議!
女性パート労働者を先頭に5日間のストライキ闘争を貫徹!
サニクリーンとレスリー山田健社長は不当解雇をやめろ!

私たち全国一般東京東部労組デイベンロイ労組支部の組合員約100名が働いているデイベンロイリネンサプライ株式会社(本社・東京都大田区)が本社工場閉鎖と希望退職の説明会を4月8日と9日に強行する考えを同月4日に表明したことに対し、翌5日午後1時からデイベンロイ労組支部はストライキに突入しました。以降9日までの5日間、女性パート労働者を先頭にしたストライキを貫徹し、会社の説明会に抗議のシュプレヒコールを叩きつけました。8日と9日には東部労組各支部と友好労組の仲間がデイベンロイ本社に結集し、デイベンロイ労組支部の闘いを励ましました。

会社は8日にデイベンロイ営業所の労働者を本社に集めて説明会を行う予定でしたが、支部組合員のストライキ決起と抗議の声に恐れて急きょ横浜(神奈川県)、戸田(埼玉県)、成田(千葉県)の各営業所に分散しての説明会に変更するという姑息な手段に出ました。デイベンロイ労組支部は横浜と戸田に組合員を派遣し、説明会への抗議の声をあげました。横浜での説明会には労働者は1人も集まらず、説明会を開くことはできませんでした。本社では午前9時から休日返上で駆けつけた約200名の支援の仲間とともに抗議集会を開きました。

9日には本社勤務の労働者を対象にした説明会を会社が強行しましたが、ストライキ中の組合員約50名が本社4階の会場前で「工場閉鎖を撤回しろ!」「クビ切りを許さないぞ!」「会社は団体交渉に応じろ!」と圧倒的なシュプレヒコールをあげました。1階では前日に引き続き支援の仲間約140名が午前8時半に結集しました。

両日の集会で連帯の挨拶をもらった組合は次のとおり。全労協、全国一般全国協、全港湾、全日建連帯労組、全国ユニオン、南部全労協、大田区労協、全国一般東京労組、全国一般神奈川、神奈川シティユニオン、郵政ユニオン、NTT関連労組、電通労組、自治労・公共清掃労組、昭和シェル石油労組、ネットワークユニオン、京浜ユニオン。

会社が募集を強行した希望退職は、募集人数が120名で4月28日までが応募期間とのことです。人数に達しない場合は工場で働くパートと正社員を年齢順に解雇するとのことです。「希望」退職とは名ばかりの解雇攻撃であるのは明らかです。会社が工場閉鎖の理由にあげている建物の耐震性や経営状況はいずれも論理が破たんしています。耐震に問題があるなら補強工事をすればよいだけです。それを土地と建物を所有している大家に最近まで依頼すら行ってこなかったのです。ためにする理由と言うしかありません。また、経営に問題があるならその責任は経営者にあります。なぜ労働者に犠牲を押しつけるのでしょうか。経営責任を明確にし、労使で対策を取っていくべきです。

こうした当然の手順や対策を取らずに、かつ労働組合との協議も一方的に打ち切って、しゃにむに工場閉鎖と労働者クビ切りに突っ走っているのがデイベンロイリネンサプライの経営者とそれを実質的に支配しているサニクリーン株式会社(本社・東京都港区)、そして両社の社長であるレスリー山田健氏なのです。

デイベンロイ労組支部の労働者は団結をかためて、工場閉鎖を撤回させ、雇用と生活を守るために敢然と闘い敢然と勝利します!皆さんの支援をよろしくお願いします。

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1 コメント

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サニクリーン近畿 (でんちゃん)
2012-08-18 00:58:56
昨年、私を含めた 社員数十名が大幅 給料カット、部署変更(無理な転勤や無理な業務内容変更 )、役職剥奪等で退職へと追い込まれました。いずれも10年20年勤めた社員です。これは、近畿だけでなく、サニクリーングループとレスリー山田健が元凶なのか?
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