春闘で要求実現!
乗務員対象の退職慰労金制度創設・物価上昇に対する一時金の支給かちとる
乗務員対象の退職慰労金制度創設・物価上昇に対する一時金の支給かちとる
産業廃棄物処理大手の(株)タケエイのドライバーでつくる東部労組タケエイ支部は2006年4月の組合結成以来、「ドライバーにも退職金制度の創設を」「ドライバーにも一時金(賞与)を支給せよ」との要求実現を求めて団体交渉で粘り強く、時には大衆行動で訴えながら闘い続けてきました。
昨年2月には金子委員長の継続雇用・ドライバーへの差別撤廃を求めてタケエイ本社前でストライキ行動を実施(写真)、以降も職場・団体交渉で会社と対峙・奮闘することで要求実現を求めてきました。
今年の春闘においても、タケエイ支部はこの要求をあらためて会社に突きつけ3月22日の団体交渉に臨みました。
そしてこの日の団体交渉で会社はついに、ドライバーを対象とする「退職慰労金制度」の創設・今年4月1日からの運用開始を組合に回答しました。
会社は従来、ドライバー対象の退職金制度について「原資がない」などとくり返していましたが、今回創設された制度では会社が毎月一定額を拠出・積み立てることで、それを退職金に充当するとしました。
また、タケエイ支部は春闘要求において物価上昇対策としての一時金の支給も要求していました。これに対し会社は3月22日の団体交渉において、「物価上昇に対する一時金」として1人あたり10万円を4月28日に支給する、と回答しました。
組合結成以来17年。決してあきらめない粘り強い闘い、時にはストライキなどの大衆行動を背景に、また、職場での奮闘も背景にしながらかちとった退職金制度の創設、そして労働組合での闘いの蓄積が背景となりかちとった物価上昇対策一時金の支給。ともに大きな成果です!
東部労組タケエイ支部は今後も、ドライバーはじめタケエイ労働者の生活と権利を守るために闘い続けます!