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阪急トラベルサポートは添乗員を差別するな!

2012年04月06日 11時50分00秒 | 添乗員・旅行業界

添乗員には日当の減額  一方で社員には一時金と昇給を実施

阪急トラベルサポートが「業績悪化」を主な理由に添乗員の日当を「改定」(賃下げが基調、海外添乗員全社平均で1,832円の賃下げ)したことについて、私たち東部労組HTS支部は反対を表明してきました。
http://blog.goo.ne.jp/19681226_001/e/68db04e050f89549cd5c774606dbae13
http://blog.goo.ne.jp/19681226_001/e/8e3ca07ed1e303e3cc26753f8ea81e3e

一方で、「トラベルビジョン」のHPによると、会社は、今年の春闘において、サービス連合との間で、社員について「昇給の実施」「一時金(ボーナス)は年間3.8ヵ月」で合意した、とのことです。
<トラベルビジョンHP 「2012春闘、JTBグループ3社、阪急トラベルサポート、名鉄観光」>

添乗員には、一時金(ボーナス)の支給はありません。また、昇給どころか日当を減額されているのです。なぜでしょうか。まさしく添乗員に対する「差別」そのものであると言えるのではないでしょうか。

また、会社は添乗員の日当減額について、「業績悪化」を理由にしています。しかし、昨年は見送った社員の昇給を、今年は復活させているのです。
<トラベルビジョンHP 「2011春闘、阪急トラベルサポート」>

さらに、昨年冬の一時金は「1.0ヵ月」分の支給だったのに対し(トラベルビジョンHP 「2011秋闘、京王観光、阪急トラベルサポートが合意」)、今年冬の一時金を「2.0ヵ月」分の支給と、増額することで合意しているのです。

「業績悪化」であるならば、なぜ社員の一時金を増額できるのでしょうか。この点からも、会社が主張する添乗員の日当減額の理由に大きな疑問が生じます。

添乗員に対する理不尽な、いわれのない差別、そして「業績悪化」という理由に大いに疑問の残る中での日当減額。私たち東部労組HTS支部は断固として反対です!

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