(上の写真=サニクリーン本社前に結集した東部けんり総行動の参加者ら)
4・4 東部けんり総行動150名でサニクリーンに抗議申し入れ行動!
サニクリーンはデイベンロイリネンサプライ本社閉鎖を撤回しろ!
労働者のクビ切りをやめろ!労働組合との団体交渉に応じろ!
4月4日、私たち全国一般東京東部労組デイベンロイ労組支部が加盟している東部けんり総行動は、デイベンロイリネンサプライ株式会社(本社・東京都大田区)の本社閉鎖と労働者クビ切りに反対するため、この攻撃を主導しているデイベンロイの実質的な親会社にあたる株式会社サニクリーン(本社・東京都港区)に対し、抗議申し入れ行動を行いました。
東部けんり総行動は、東京東部7行政区の官公労(東京清掃労組、東京水道労組など)、JR、日本郵政、NTT、中小企業などの労働組合7000名で組織された地域共闘団体です。サニクリーンへの行動に参加したのは約150名。
労働組合による正当な団体交渉の申し入れと団体行動権の行使に対し、サニクリーンの管理職は暴力的に妨害しましたが、すべての参加者が抗議の声をあげました。デイベンロイ労組支部の松下委員長が抗議並びに団体交渉申入書を読み上げ、会社側に渡しました。
この際にも会社側は「うちは(デイベンロイの)当事者ではない」などと返答していましたが、とんでもありません。サニクリーンはグループ傘下であるデイベンロイの経営に関して一挙手一投足に至るまで支配し決定しています。今回の耐震問題を理由とした不当なデイベンロイ大森工場閉鎖を主導しているのもサニクリーンです。デイベンロイとサニクリーンの社長は同じレスリーケンヤマダ氏です。形式的には別法人であっても団体交渉に応じる法的義務を負っています。この期に及んで「うちは無関係」という逃げ口上は許されません。
デイベンロイの経営者は同日、「議論は平行線」と一方的に決めつけ、組合との団体交渉を打ち切ることを宣言したうえで、本社工場閉鎖と希望退職の募集を行う考えを表明しました。労働者とその家族の生活を乱暴に踏みにじるデイベンロイとサニクリーンの経営者を絶対に許しません。全国一般東京東部労組デイベンロイ労組支部と全国の仲間は職場を守るため闘います。
(下の写真=東部けんり総行動に参加者)