東京東部労組労働相談支部に所属する島津葉子さんと支援の仲間たちが、14年勤続・20回の契約更新の実績を有する島津さんに雇止め・解雇を通告してきたメルスモン製薬本社(豊島区・池袋)に対し、10月27日の本社前申し入れ行動に引き続き、11月30日、再度申し入れを敢行。会社には解雇撤回と復職を求め、本社で働く職場の仲間には復職後の連帯を強くアピールしました。東部労組からは22人の仲間が参集、総勢約100人で実施された東部けんり総行動の一貫として取り組まれました。
島津さんは、9月15日、メルスモン製薬を雇止め・解雇され、撤回・復職を要求し団体交渉も3度こなしてきましたが、会社側はまったく聞く耳を持ちません。さらに「パートに研修を受けさせないのが会社の方針」「もっと若いひとを入れたい」など非正規労働者差別・年齢差別も繰り出す始末。いま島津さんは、勤務先でもある同社川口営業所と同社川口工場に仲間に向け、ビラ配りに単身で従事、復職を目指して地道に運動に取り組んでいます。
島津さんは集会冒頭、「職場に戻せ」とシュプレヒコールを力強くあげたあと、岸本町雄東部全労協議長・矢部明浩東部労組書記次長とともに申し入れ団を組み3階本社事務所に向かいましたが、やはり前回同様ドアは施錠され完全シャットアウト。3人の申し入れ団はやむなくそのまま1階に降り立ち、主催者として岸本議長から怒りの発言がなされました。そして、島津さんが申し入れ書を読み上げ、参加者全員で会社への怒りと復職への決意を共有し、島津さんの団結ガンバローで締めくくりました。
動画・抗議アピール!メルスモン製薬は無期雇用・5年ルールを守れ!
メルスモン製薬は島津さんを職場に戻せ!
非正規労働者差別・年齢差別は許さないぞ!
メルスモン製薬の職場で働く仲間は島津さんと連帯しよう!