シリーズ「解雇理由」2017年10月分

みなさんへ　
シリーズ「解雇理由」です。
2017年10月にＮＰＯ法人労働相談センターと全国一般東京東部労働組合に寄せられたメール相談の「解雇・退職勧奨・退職強要」事例からまとめました。

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「解雇・退職勧奨・退職強要」のメール相談事例(2017年10月)のまとめ
ＮＰＯ法人労働相談センター
全国一般東京東部労働組合
2017年12月4日

1、 発達障害者。年末の解雇を通告されました。会社は私に「あなたを障害者扱いしません」と言い、結局「あなたのできる仕事がない」と解雇されました。行く先々で解雇され今回で8回目です。発達障害は見た目ではわかりません。長く働きたいです。

2、 工場。女性契約社員。ある担当社員から「キモイ」「ババア」「死ね」と罵倒されるなど、いじめにあい続けていました。他の同僚も社員も見て笑っています。上司に訴えても動いてくれないばかりか、雇い止めされました。

3、 看護師。15年勤続。昨年、長年勤めた病棟勤務から手術室へ異動させられましたが、はじめての仕事で中々習得できませんでした。突然「看護助手」を命ぜられ、「（看護助手が）できないなら退職しかない」と通告されました。

4、 営業事務で正社員。まじめに勤めてきましたが、上司のミスで莫大な損失を生じたのに、上司はその責任を一人の事務の女性のせいにして終わらせました。その女性は結局退職しました。私が不審をもっていることに気が付くと今度は私をやめさせようとしてきています。

5、 みんなと仲良く3年近く働いていた歯科医院のミーティングで、オーナー医師から「協調性がない。一ヶ月で治せ。治らない時は解雇」と言われ、やむなく退職届を提出して退職しました。どうやらボーナス前に辞めさせたかったようです。慰謝料を請求したいです。

6、 同僚の正社員事務員。とても優秀な方ですが、少し身体が弱く時々休みます。会社は、彼女に「時給制にする。嫌なら辞めてもらう」と言ってきました。私は優秀な彼女に辞めて欲しくありません。ユニオンに加入してお力を貸して頂いた方が良いのではと考えています。

7、 アルバイト。8時間労働のうち、休憩が30分もとれません。社員はしっかり休憩しています。おかしいと質問したら、解雇通知がきました。

8、 アルバイト。勤続5年。契約は来年の3月まであるのに、突然の即日解雇です。理由は「上司への態度が悪い」です。信じられません。

9、 派遣社員。解雇されました。「30日分の予告手当を支払うから即日解雇」と言われましたが、解雇理由に納得できません。予告手当さえ払えば自由に解雇できるのでしょうか。とても疑問です。

10、 個人経営のクリニック勤務。病気になり入院し、療養してやっとのことで職場復帰しましたが、帰りに一人だけ残され、何故か仕事の評価を言われ「気に喰わなければ辞めてもらっていい」と言われました。

11、 アルバイト。社員の露骨なえこ贔屓で、私だけ仕事を教えてもらえないなどのいじめで、職場の中で泣いてしまいました。顧客のいる前で泣いたことが理由で解雇されました。

12、 腰痛のため4ヶ月ほど休んで治療に専念しました。会社から「退職届をだしてくれ」と言われました。

 

 

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