
(8月6日 ニチガス本社前行動)
組合つぶしの不当労働行為は明白!
東陽ガス・ニチガスを労働委員会に申し立て
東陽ガス(株)による組合つぶしが激しさを増しています。一方的な業務廃止通知に続き7月29日付で「解除通知書」と題した書面を組合員に送付。内容は、組合員と東陽ガスとの間で締結しているすべての契約を8月31日をもって解除する、というものでした。文言上はありませんが、「すべての契約」に雇用契約が含まれていることは明らかであり、これは事実上の解雇通告です。
加えて8月21日、またも組合員に東陽ガスから書面が送付されてきました。「会社解散」の通知でした。
組合員を全員解雇しておいて、戻るべき職場を「解散」と称して消滅させる。職場ごと組合をつぶす、組合をつぶす「ための」解散であって、不当労働行為であることは火を見るより明らかです。
しかも、解散にともなう債権者への精算を取り仕切る「代表清算人」にはニチガスの顧問弁護士事務所(日比谷パーク法律事務所)所属の西本強弁護士が就任しているのです。
8月9日、東陽ガス支部は業務廃止・組合員員解雇について東京都労働委員会(都労委)に不当労働行為救済申し立てを行いました。また、東陽ガスの実質上の親会社と言える日本瓦斯(ニチガス)の団体交渉拒否についても救済申し立てを都労委に行いました。
会社は経営者だけのものではありません。そこで生活をする労働者に何ら責任をとることなく一方的に会社をなくすことは許されるものではありません。また、正当な権利を求め声を上げた労働組合を会社ごとつぶすことについても絶対に許されるものではありません。
東陽ガス支部はこの不当労働行為を追及していきます。
東陽ガス(株)による組合つぶしの会社解散を許さないぞ!
ニチガスは団体交渉に応じろ!東陽ガス解散の責任を取れ!