11月4日、東部労組HTS支部は、田中美絵子衆議院議員(民主党・国会厚生労働委員会所属)を訪問し、要請を行いました。
田中議員は派遣旅行添乗員として働いていた経験をお持ちです。そして、添乗員の過酷な労働実態を、「週刊金曜日」10月15日号の雨宮処凜さんとの対談で語っています。(上画像)
派遣添乗員として働き、過酷な実態を経験している田中議員に、HTS支部は要請を行ったのです。
要請趣旨は、「平均年収230万円という低賃金、労働安全衛生上も問題のある1日15時間、16時間という超長時間労働の是正」「登録型派遣を理由とする雇用保険・社会保険未加入(当該阪急トラベルサポートにおいては加入していますが、他の多くの派遣添乗員については未加入状態)の是正」「添乗員の労働時間、業務内容など、労働条件を実質上決定している派遣先(旅行会社)との団体交渉権の確立」につき、ご尽力を、というものでした。
田中議員は国会会期中にも関わらず、誠実に対応していただきました。
当日出席したHTS支部塩田委員長、境組合員からの訴えについても、添乗員としての経験から、真剣にお話しを聞いていただきました。
そして、組合が要請した内容、添乗員の待遇改善につき、所属している国会厚生労働委員会で問題として取り上げるために動く、とおっしゃっていただきました。
HTS支部は添乗員の待遇改善のため、引き続き幅広い枠組みで闘っていきます!