東京東部労働組合【公式】ブログ

全国一般東京東部労働組合の記録

【フソー化成との闘い】小林洋社長の暴挙!都労委調査当日に新たな不当労働行為

2022年04月25日 13時00分00秒 | フソー化成との闘い
小林洋社長はいい加減にしろ!!
新たな不当労働行為を許さないぞ!!

一方的・恣意的な賃金カット、組合加入直後からの嫌がらせなどを行ったフソー化成・小林洋社長に対し、東部労組と当事者である北澤組合員は3月4日、東京都労働委員会(都労委)に不当労働行為の救済申し立てを行いました。また、この申立後も続いた嫌がらせ行為につき組合は3月23日、「実効確保の措置申し立て」を行い、都労委からの警告・勧告の発出を求めました。

◇参考(これまでの経過)

4月20日、都労委の第1回調査が行われ、組合が行った実効確保の申立てをうけ、小林社長は都労委の三者委員(公益委員・労働者委員・使用者委員)、組合の前で北澤組合員自宅への直接投函・郵送は「今後、行わない」と明言しました。
しかしこの日の調査終了の数時間後、小林社長は新たな不当労働行為を北澤組合員に仕掛けてきました。北澤さんを身体的・精神的に過酷な業務に配転し、それをもって退職に追い込む=労働組合の消滅を狙う悪質なやり方です。

4月21日、フソー化成東京工場に配転された北澤さんに指示された業務は「警備・誘導係」でした。
「工場に入庫する車両の誘導、その際の通行人への注意喚起・警備」との趣旨の簡単な説明が書面で渡されましたが、実態は、

・今までフソー化成に「警備・誘導係」なる業務は存在せず、それに従事する労働者もいない

・着用を命じられたヘルメット・タスキ・腕章には「フソー化成 北澤」との名前が目立つように貼り付けられ、工場外に勤務時間中(9時間)立ちっぱなしで、いわば「さらし者」状態

・そもそも、工場に入庫する車両も少なく、この業務に意味があるのかまったく疑問。実際、組合の調査によると過去にわたって工場敷地内において「警備・誘導」が常態的に行われている実態はない

というものでした。

通行人・近隣住民にすれば、名前の入った装備品を付けて台の上に立たされている北澤組合員は非常に奇異に写るでしょう。その点、北澤組合員を「晒し者」にするかのような小林社長のやり方はいわば「辱めの刑」とでも言えるような苛烈なものと言わざるを得ません。

しかも、北澤さんが立たされている場所の対角線には監視カメラが設置され、小林社長は北澤さんの姿、一挙手一投足を工場2階の社長室から常時監視しているのでしょうか、業務の指示書には「社長室からマイクで指示を行う事があります」との記載がありました。

また、天候・気温等の気象状況にかかわらず野外に立たせるつもりか、「雨天時は支給の合羽着用(豪雨時は傘使用を指示する)」との指示があり、実際、気温が上昇した4月22日、北澤組合員は強度の身体的負荷を受けながら「立ちっぱなし」を強いられました。今後、気温のさらなる上昇にともなって、身体的負荷もますます強くなっていくでしょう。健康への影響、ひいては生命そのものへの影響も危惧されます。

このような実態から、小林社長のやり方は、北澤さんに対し精神・身体的負荷をかけ屈服をねらう不当労働行為と言わざるを得ません。
小林社長の労働組合嫌悪の発言からもそれは明らかです。

◇参考

また、都労委で「投函行為は行わない」ことを明言した数時間後にこのような新たな不当労働行為をはたらくことについては都労委を欺き、愚弄するものと言わざるを得ません。

組合は今回の配転という名の不当労働行為に対し4月25日、あらためて実効確保の措置申立を行うとともに、北澤組合員に対する過酷な仕打ちを現認してもらおうと、都労委によるフソー化成東京工場の現地調査を要請しました。

不当労働行為をくり返す小林社長を取引先の銀行・企業はどのように考えるのでしょうか。

東部労組・北澤組合員はこのような小林社長への追及をゆるめることなく闘いを強めていきます!

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 東京・葛飾労働4団体が改憲... | トップ | 【フソー化成との闘い】小林... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

フソー化成との闘い」カテゴリの最新記事