「愛の家」グループホーム葛飾奥戸での争議が解決!
高齢者介護施設「愛の家」グループホーム葛飾奥戸で働いていた全国一般東京東部労組の中嶋組合員に対する残業代不払いや不当労働行為の問題で、東部労組は会社側と4月28日に東京都労働委員会(都労委)で協定書を締結し、昨年来の争議を解決しました。
この争議は、同施設で数分単位の残業代が支払われていなかったため中嶋組合員が同僚スタッフに会社への要求行動に立ち上がろうと呼びかけた途端、会社側から他施設への配転を命じられたことでぼっ発しました。また辞令交付の際に会社側役員による中嶋組合員への有形力の行使も発生しました。
※ 残業代問題についての過去記事
https://blog.goo.ne.jp/19681226_001/e/44a09f174b84e7cccb5c9ce5a8503db6
これに対し、中嶋組合員は昨年12月から無期限のストライキに突入し、東部労組は同4日と同18日の2回にわたり同施設前での抗議行動を敢行しました【写真、右端が中嶋組合員】。
※ ストライキ抗議行動1回目の過去記事
https://blog.goo.ne.jp/19681226_001/e/777479481ec7cac81599723cd3c0240b
※ ストライキ抗議行動2回目の過去記事
https://blog.goo.ne.jp/19681226_001/e/f08e21b8956ba781372759f05acd68d0
その後、組合側は都労委での労働争議に関するあっせんを申請。会社側として中嶋組合員が直接雇用されていたグリーンフードとともに施設を運営している親会社のメディカル・ケア・サービス、関連会社の学研インテリジェンスの3社が応じ、調整が続いていました。
締結された協定書によって未払い残業代や配転に関する問題すべてについて中嶋組合員が納得いく解決となりました。中嶋組合員は「残業代問題で自分が声を上げたのは間違っていなかったことが証明された。不当労働行為にも一定の責任を取らせることができたので良かった」と感想を述べました。
こうした解決が実現できたのは、施設前での行動に結集していただいた友好労組や地域の仲間のみなさんのおかげです【下の写真】。心から感謝申し上げます。ありがとうございました!
労働者(職員)の権利や労働条件が守られることで、高齢者の介護を受ける権利も守ることができます。
介護労働者は労働組合に入って、ともに声を上げましょう!
相談は以下で受け付けます。
■相談先:全国一般東京東部労働組合
・電話 03-3604-5983
・メール info@toburoso.org
※ 相談無料・秘密厳守
※ 電話の受付は平日午前9時~午後5時(メールは時間の制限はありません)
※ LINEでの相談も可(下のQRコードもしくは「友だち追加」で「友だち登録」してください)
・電話 03-3604-5983
・メール info@toburoso.org
※ 相談無料・秘密厳守
※ 電話の受付は平日午前9時~午後5時(メールは時間の制限はありません)
※ LINEでの相談も可(下のQRコードもしくは「友だち追加」で「友だち登録」してください)