5・1 日比谷メーデーに東部労組141人が結集!
全国一般3労組400人が東電前で反原発アピール行動!
5月1日のメーデーに全国一般東京東部労組は東京・日比谷での第82回メーデーに参加しました。例年よりも多い141人の組合員が集まりました。
東部労組は午前9時から日比谷公園の噴水前で前段集会を開きました。争議をたたかっているデイベンロイ労組支部、タケエイ支部、HTS支部、布亀支部、ACTユニオン支部、労働相談支部(日本通信の被解雇者)が発言。メーデーに初参加の新支部からも発言を受けました。その後、シュプレヒコールをあげながらデモ行進で本集会がある日比谷野外音楽堂に入りました。
(上の写真=前段集会でシュプレヒコールをあげる東部労組組合員)
本集会は野音とその周辺に約1万2000人が結集。冒頭、東日本大震災の犠牲者のご冥福をお祈りしてに黙とうしました。非正規労働者を代表して東部労組メトロコマース支部の参加者7人が登壇し、後呂良子委員長がマイクで決意表明しました。「地下鉄メトロの駅売店で契約社員Bとして正社員や契約Aと同じ仕事をしているのに待遇で差別されている。労働組合の力で契約Bにも定期昇給制度を導入させたが、まだまだ正社員との格差は埋まっていない。契約社員全員の正社員化を勝ち取るために闘っていく」と後呂さんが訴えると、会場からは大きな拍手が起こりました。
(上の写真=壇上で発言するメトロコマース支部・後呂委員長)
午後11時からデモに出発。東部労組は「原発はもういらない!」という組合員手作りの横断幕を先頭に、何本も旗やのぼりを立てて行進しました。マイクでは「すべての原発をとめろ!」「東京電力の責任を追及するぞ!」「大震災の被災者を支援しよう!」「経団連は内部留保を被災者にまわせ!」「震災を口実とした解雇反対!」などのシュプレヒコールをあげました。
デモの解散地点である新橋土橋交差点で全国一般東京南部と全労協全国一般東京労組の組合員と合流。そのまま全国一般在京3労組と全日建連帯労組、下町ユニオン、昭和シェル石油労組、江戸川地区労センターなど友好労組とともに近くの東京電力本社前に移動しました。
(上の写真=東電前での反原発アピール行動を展開する全国一般3労組など)
警官隊があわてて阻止線をはる中、400人以上の隊列が東電前を陣取り、「反原発」のシュプレヒコールで抗議の声をあげました。3労組の委員長があいさつし、「東京電力が管理するすべての原発をただちに停止・廃炉にすること」「福島原発事故の被災者に謝罪し、生活と健康を補償すること」「福島原発事故の復旧作業に従事している下請け会社を含めた全作業員の雇用と安全衛生に責任を持つこと」など6項目にわたる東電・清水正孝社長あての申入書を担当者に手渡しました。
すべての原発をなくせ!
東電の人命軽視を許さないぞ!
原発労働者の安全を守れ!
震災以降、東京電力がこれまでやってきたことが次々と明るみになり、日々怒りが積み重なっていきます。
そもそも核反応をコントロールする技術はこの世に存在していないと思います。
東京電力に限らず、一日も早く、今すぐにでもすべての原発を廃止してほしいものです。
世界中でも、反原発運動が起こっております。
テレビなどの世論誘導に惑わされず、正論を主張していきましょう。