(写真:8月20日の第1回団体交渉に臨む組合員)
労働組合結成でかちとった勝利解決!
雇用の確保と退職者への補償をかちとる!
12月26日、東部労組フロラシオン青山支部は、ホテルフロラシオン青山の閉鎖をめぐる争議につき、ホテルを運営する公立学校共済組合東京支部と「労働協約書」を締結。これによりフロラシオン青山をめぐる争議は解決となりました。残念ながらホテルの営業継続は実現しませんでしたが、組合の勝利といえる解決内容です。
解決内容は概要以下の通りです。
・正職員組合員については公立学校共済組合東京支部・他支部への異動を行うことにより雇用を確保する
・契約職員組合員については公立学校共済組合他支部への就労を責任をもってあっせんする
・退職する組合員については、一定の金銭を上積みする
組合結成前、公立学校共済組合・同東京支部が提示していたのは「人材派遣会社パソナを通じた再就職支援」(実際に再就職できるかは未知数)のみでした。労働者・家族の生活を省みないやり方に対し、フロラシオン青山の労働者は7月16日、組合結成を結成し闘いに立ち上がりました。
それからおよそ5ヶ月。8月20日の怒りの団体交渉、9月の表参道交差点でのアピール行動、10月の首都圏ネット一日行動における公立学校共済組合本部への抗議要請行動・・・。組合は労働者の生活を前面に出し、行動を展開し、公立学校共済組合・同東京支部を追及しました。こういった組合の訴え、行動に社会的な支持が集まっていきました。閉鎖撤回を求める多くの署名が集まりました。福島みずほ議員の支援による文科省交渉も実現しました。
こういった行動の結果、今回の解決が実現しました。労働者が自らの手でかちとった成果であり組合の勝利です。
この間ご支援いただいた多くのみなさん、
本当にありがとうございました!