毎日新聞が特集記事でワタミ過労自殺問題を掲載
ワタミの経営者は遺族とともに原因究明と再発防止策を講じてください!
10月7日付『毎日新聞』が、若者の過労自殺をテーマに特集記事(1面と4面)を掲載し、その中で居酒屋「和民」で入社2カ月だった正社員の森美菜さん(当時26歳)が過労自殺した問題が取り上げられています。森さんの遺族である両親の豪さんと祐子さんが、私たち全国一般東京東部労働組合とともに9月20日にワタミグループ本社を直接訪れ、渡辺美樹会長ら経営者に話し合いを申し入れたもののワタミ側が拒否したことも記事になっています。
1面の記事では申し入れの際の写真が使われています。キャプションには「ワタミ本社前で美菜さんの遺影を手に、申し入れ書を手渡す森豪さんと祐子さん。読み上げた豪さんの手は震えていた」と記されています。「事情を知らない弁護士ではなく、当事者同士で話し合うことで、ワタミの実態を明らかにし、経営者としての自覚を促していきたいのです」という森豪さんのコメントも掲載されています。
マスコミでもインターネットでもワタミ経営者の対応への批判が高まっています。たった入社2カ月でなぜ社員が死に至ったのかを説明するべきです。遺族とともに原因を究明し、再発防止策を講じるべきです。その役割はワタミが委任した代理人の弁護士には務まりません。ビジネス上の商談をやるのではありません。ひとの命が失われた問題なのです。渡辺美樹会長をはじめワタミの経営者自身が過労自殺の遺族ときちんと向き合うべきです。
従業員が自殺していることは ないがしろか?
人でなしもいいところ
誠意ある対応を