10月18日朝日新聞朝刊は「負担の選択⑤」、雇用保険の特集記事で、阪急トラベルサポートの添乗員で東部労組HTS支部組合員である江口美佐恵さんの経験を以下のように紹介しています。
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そもそも雇用保険に入れない人たちも少なくない。
大手旅行会社に添乗員を派遣する「阪急トラベルサポート」(本社・大阪市)の派遣添乗員、江口美佐恵さんは、欧州旅行が専門。ツアーが終わると中2~3日で次のツアーに旅立つ。正社員並みに月25日前後の勤務をこなしてきた。
雇用保険は原則、週20時間以上働き、1年以上の雇用継続の見込みがないと入れない。江口さんは、業界の慣行通り旅行ごとに派遣会社と契約する。「1年以上の雇用継続の見込み」を満たしていないとされた。
住宅ローンの返済もあって「とにかく働きに働くしかなかった」。2年前、長年の過労から病気になって半年間休養し、貯金を使い果たした。
「がんばっているのにどうしてこんな不安な思いをしなければいけないの」。昨年7月、同僚の添乗員4人と一緒に、公共職業安定所(ハローワーク)に雇用保険の加入資格の確認を求めた。職安は3ヶ月後、保険加入手続きを取るよう会社を指導。会社側は「加入要件を(実質的に)満たす添乗員は手続きを進めている」と話す。
ただ、江口さんらは少数派だ。添乗員の多くは仕事をもらえなくなるのを恐れて「加入したい」と言い出せない。日本添乗サービス協会によると、会員派遣会社の登録型派遣添乗員約1万1千人のうち、雇用保険の加入は15%。
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全国の派遣添乗員の皆さん!
今のままでは、多くの派遣添乗員には、失業しても、病気になっても、
一円の失業手当も傷病手当もないのです。
私たちと共に派遣添乗員に雇用保険加入を実現させましょう。
社会保険、健康保険加入も実現させましょう。
東部労組に入って雇用保険・社会保険を要求しよう!
安心して働ける環境を実現させましょう!
10年選手ですが、すっかり諦めていましたが、諦めてはいけないと皆様から教えて頂きました。
皆様は本当に画期的なことを切り開いたのですね。
私たちもあとに続かないといけませんね。
欧州のどこかでお目にかかってお話したいです。
今、添乗員自身の力で新しく創られている。
感動。
まだ傍観している現役のみなさん!
本当にこのままでいいと思っているのですか?
多くの仲間が立ち上がって権利を勝ち取ろうと頑張ってます!
その仲間に加わり自らの権利を勝ち取ってください。