写真=組合結成後に環境改善が進みはじめたメトロ売店
東京メトロ売店で職場環境の改善で成果
1.送風機の設置(全店舗)
2.熱が発生しにくい蛍光灯への取り替え(今年度から順次)
東京地下鉄(東京メトロ)の駅売店「メトロス」の契約社員らでつくる、私たち全国一般東京東部労組メトロコマース支部が求めていた売店内の環境改善でこのほど新たな「成果」を勝ち取ることができました。
成果は次の2つです。(1)株式会社メトロコマースが管理している約90店舗の全売店の天井に送風機(高さ約50センチ)を設置したこと(2)熱が発生しにくいLED(発光ダイオード)型の蛍光灯に順次取り替えていくこと(今年度は15店舗)。
写真=新たに売店内に設置された送風機
夏場の売店内は灼熱のように暑く、店内には小さな卓上型扇風機があるだけで、狭い室内で売店員は汗だらけになって接客などの業務にあたってきました。こうした現状を踏まえて東部労組メトロコマース支部では組合結成時の要求書(7項)で「駅売店にクーラーを完備すること」と会社に求めてきました。
今回の会社のとった対応は、冷却装置を備えたクーラーの設置ではないものの、これまでと比較すると暑さ対策で一歩前進したと言えます。
私たちメトロコマース支部は契約社員の正社員化と差別撤廃をめざしてたたかっていますが、同時に職場環境を改善するための運動も進めています。メトロスで働いている人で日ごろの仕事で困ったことや不満な点があれば、全国一般東京東部労組メトロコマース支部までご連絡ください。
働く者の団結の輪が大きく強くなっていけば、さらなる職場環境の改善も可能です。東部労組メトロコマース支部に1人でも多くの店員が参加してくれるようお願いします。
連絡先は次のとおりです。全国一般東京東部労組本部のメトロコマース支部担当(須田・矢部)まで。電話03-3604-5983、ファックス03-3690-1154、メールinfo@toburoso.org