(会社役員に無期雇用への転換通知文書を渡す並木委員長)
9月19日、東部労組市進支部と(株)市進との第53回団体交渉が本八幡の会社施設で行われました。
■無期雇用への転換を申込み
労働契約法第18条のいわゆる「5年ルール」により、市進支部並木委員長・髙畑組合員は通算の契約期間が5年を超えたことから、従来の有期雇用契約から無期雇用への転換申込みの権利が発生していました。この日の団体交渉で並木委員長と高畑組合員は無期雇用への転換申込みを会社に通知しました。
ただ、どの職種から無期雇用に転換したのか(「常勤講師」か「嘱託教務社員」か)により、転換後の労働条件(授業のコマ数の多寡、それと連動して賃金の水準など)に格差が生じることになるなど、無期雇用転換後の労働条件について組合は今後、会社に要求し改善を求めていきます。
■竹内組合員の生活を保障せよ
今年6月に市進支部に加入した竹内組合員は市進グループが小学生を対象に展開している英語教室「レプトン」の講師として勤務していますが、週4日の勤務日を週2日に削減されるという労働条件の変更を会社から受けました。勤務日数が減れば賃金もそれに連動して減収となります。前回の団体交渉でこの一方的不利益変更の撤回、そして職場環境の改善を求めましたが、会社は組合の要求に応えようとしていません。
これにつき、組合は引き続き「竹内組合員の生活を保障せよ」との姿勢で減収分の回復を強く求めました。
■講師の待遇改善を!
続いて組合は講師の待遇改善・正社員との差別待遇(有給の慶弔休暇・一時金・退職金が講師にはない等)是正を実行するよう改めて求めました。
会社の回答は「課題として認識はしているが、引き続き検討中」というものでした。
★市進・市進グループで働くみなさん!★
みなさんの職場における問題、改善を求めたいことなど、組合に入っていっしょに問題を提起し、改善をかちとっていきましょう!
無期雇用への転換についての疑問点などありましたら東部労組市進支部にご相談ください。
★市進関連の職場で働くみなさん、学習塾業界で働くみなさん★
市進支部のホームページ(http://www.toburoso.org/ichishin/index.html)をご活用いただき、職場で困ったことがありましたら東部労組市進支部にご相談ください。