東京メトロ駅売店の非正規労働者がメーデーで訴え
「非正規労働者よ 団結して立ち上がろう!!」
マスコミ各紙が紹介
東京メトロ駅売店の非正規労働者の女性たちでつくる全国一般東京東部労組メトロコマース支部が5月1日の日比谷メーデーで発言したことをマスコミ各紙が紹介しました。
5月1日付『毎日新聞』夕刊は、メトロコマース支部が登壇し「非正規労働者よ 団結して立ち上がろう!!」の横断幕を掲げて発言する様子のカラー写真とともに「非正規労働者ら定年後雇用訴え」の見出しで伝えています。該当部分を以下に抜粋します。
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全労協が東京都千代田区で開いた「日比谷メーデー」には約8000人(主催者発表)が参加。東京メトロの売店で働く非正規労働者で作る全国一般東京東部労組メトロコマース支部の後呂良子委員長が、定年の65歳を超えて働く組合員の半年間の契約更新を勝ち取ったことを報告した。
非正規労働者が労働者全体の3分の1を超える中、定年後の契約更新など待遇改善は今年のメーデーでも大きなテーマ。後呂委員長は非正規労働者の状況について「長年、低賃金で正社員と同じ仕事をしながら退職金もない」と説明し、「定年だけは正規と同じというのは納得できない。定年延長を制度化できるよう、さらに頑張りたい」と力を込めた。
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また、5月2日付『東京新聞』朝刊は、仕事内容や勤務地などを限定することで解雇しやすくする「限定正社員」を政府が制度化しようとしていることにからみ、メーデー会場での声としてメトロコマース支部の後呂委員長のコメントを掲載しています。該当部分を以下に抜粋します。
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演壇で非正規雇用の厳しさを訴えた東京メトロの販売店で働く後呂良子さん(59)も「非正規が限定正社員になるよりも、正社員の立場が脅かされそう。全員を正規雇用するべきでだまされちゃいけない」と語った。
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