「偽装事業場外みなし労働」は破たん
JTBサポートは違法行為を認め、未払い残業代を支払ってください!
6月12日、全国一般東京東部労組とJTBサポートとの第3回団体交渉が行われました。
会社側の出席者は小松崎総務部次長はじめ3名、組合側は当該の女性労働者、組合役員の4名でした。
会社はまず、「未払い残業代を支払え」との組合の要求に対する回答として、現在提案できる解決案はない=「未払い残業代は存在しない」との見解が変わらない、としました。
これを受け、組合は会社が主張している「事業場外みなし労働」の矛盾点を指摘していきました。
まず、前回の団交で会社は「添乗員の労働時間は平均すると8時間以内である」と主張しました。今回の団交で組合はこの主張の根拠を提示するよう求めていました。
会社はあるツアーの行程表を持ち出し、それを根拠に説明をしようとしましたが、全体的なツアーの統計をとったわけではなく、それを組合が指摘すると「具体的には検証していない」「あくまでも『8時間であるという認識』であって根拠はない」と回答しました。
続いて、組合は、「事業場外みなし労働を主張するなら、添乗員への指揮監督はどうなっているのか。添乗員が自分の裁量でツアーの内容を変更してもいいということなのか」と指摘しました。
会社の回答は、「決まった行程のもと、添乗員に指揮監督をしている。ツアー行程の変更は許されない」という「事業場外みなし労働」の概念と明らかに矛盾するものでした。
また、当時「事業場外みなし労働」が添乗員に周知されていたのかという組合の指摘に対し、会社は、「就業規則、雇用契約書にも明記していなかった」と回答しました。「事業場外みなし労働」という言葉がいわば残業代未払いを糊塗する「ための理由」であることを認めたようなものです。
深夜労働についても、会社は「そのような労働があったとは把握していない」とまったく無責任な回答を繰り返すのみ。当該の組合員が「夏祭りツアー」などで深夜にかかる労働をしていたにもかかわらずです。
ここにきてJTBサポートの主張する「事業場外みなし労働」の偽装性、矛盾がどんどん明らかになっています。
JTBサポートはこれ以上「偽装」の上塗りをしないでください!
長時間労働の正当な対価をただちに支払ってください!
JTBサポートの添乗員のみなさん!全国一般東京東部労組の添乗員の仲間が声を上げたことで、業界も動き出しています!組合に入って派遣添乗員の労働条件改善をともに闘いましょう。
その場しのぎで言っちゃったことでやがて大火傷しますよ。JTBでしょ? 阪急以外なことしちゃマズイっす。
それともお客様様にだけ外面よくして、労働者には馬鹿にした虫けら扱いですか?
そんなんで心からお客様(人)を大切にしようとする気があるように見えていると思いますか?
なぜここまで業界は口裏合わせて正義を押し殺そうとするのか?
黒幕は誰だ?!
残業させるだけさせといて、残業がないなんて。
だいたい、一日八時間で終わるツアーなんか、作ったことないでしょ?会社には、時間管理の義務もあったでしょう、たしか。酷いですね、こりゃあ。
日帰りの長距離なんて一番最初の目的地につくまですでに5、6時間かかるところもあるけどなぁ。ただただ呆れた発言ですね。そういう発言がどうやったら思い浮かぶのかが不思議。
典型的に何も知らない初心者の方か、田舎の方、あとは、保守的な方(つまり高齢者)。
つまり、とっても手のかかるタイプばかり(すみませんが)。
少しものが分かっている方、若くていろいろ調べる方にとってはもはや個人旅行の時代ですし。
添乗員付きのツアーは基本的には上記のタイプのお客様ばかりで、行程もそうですが、お客様のお世話も本当に大変です。
本当に重労働なんですよね。
せめて、それに対する対価くらい払ってもらえませんかね?
お客様に天下でもなんでもないですよって言ってしまいそうなので!
J○○・・は朝5時~夜10時までは就業時間です。なんと拘束時間17時間ですよ。日当は1万~1万4千円位でしょうか。時給にして588円~823円位でしょうか?
飛行機の到着時間が遅く、夜中の2時、3時になってホテルのチェックインはグレイゾーンで該当しないそうです。
飛行機の利用が朝早く、出発が朝の3時つまり添乗員はボックス弁当のピックアップ、起きられないお客様へモーニングコールのサービスをしなければならない場合もあります。自分の身支度もあるので、1時位からスタンバイしなければなりません。
これって労働ではないんでしょうか?足掛け15年位業界にいるけれども、もう限界です。