




DVD「ドレイ工場」上映会をおえて
原田きよ子
10月13日、京成労組有志の呼びかけに、東京東部労組も参加した「ドレイ工場」上映会が開催され、参加者77名(他子ども1名)で成功裏に終了しました。
東部労組の春闘時の「ドレイ工場」上映会に参加した京成労組有志と葛飾在住の呼びかけ人10名で企画・実践されました。労働組合の本来の姿・闘いを訴えている内容から、自分たちの展望をひらく映画として広める取り組みでした。上映後の若干の交流でしたが様々の感想が出されています。
〇闘わない労働組合を変える闘いは、批判だけでなく現場の労働者意識の問題ととらえ、日々の賃金抑制・労務管理攻撃と闘えるように足を運び、声を聴いている。怒り・要求をつかむ働きかけをしていくことと思った。
〇身近にあるリアルな事柄に共感。勇気をもって立ち上がる仲間がいることや、違法・圧力行為は今もある。話せばわかる・・というお願いでは労働者の権利は勝ちとれない。と思った
〇団結と戦いがなくなるとどこでもドレイ工場になると思った。
〇今の職場・生活の現状と変わらない映画。闘えば必ず勝つ。メトロコマースの闘いで地域とのつながりをまなんでいる。労働組合に民主主義を取り戻すことを続けている。
〇争議支援を訴えるとき、手弁当でかけつけてくれる力にはげまされるし、苦しさをあじわっての団結の喜びと思う。
など。
上映後の交流は時間の限られる中で、若干の感想とあわせて、参加者全員の職場・名前など交換をしあい終了しました。
私自身2回目の視聴で、感じるものが新たにありました。仲間の変化に自分を重ね、仲間に目が行く自分を振り返り、資本主義の持つ矛盾に目を向ける闘いの方向を再確認しました。参加してくれた友人の声も聞いていこうと思います。