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全国一般東京東部労働組合の記録

東陽ガス支部 第7回団体交渉

2012年02月07日 09時00分00秒 | 労働組合

(昨年7月、提訴時の記者会見。前列右から2人目が加藤弁護士)

加藤晋介弁護士も出席し会社を追及
東陽ガスは争議の全面的解決を図れ!

2月3日、東部労組東陽ガス支部と会社との第7回団体交渉が春日部本社にて行われました。
この日の団体交渉には、「借金漬け労働」撤廃を求める裁判の組合側代理人である加藤晋介弁護士も出席しました。

組合から会社に対して、この間の争議の解決を図るつもりがあるのか、会社に問いただしました。その上で、1月19日のニチガス要請行動で、ニチガス総務部長に対して東陽ガスを指導するよう申し入れを行ったことを会社に伝えました。

しかし会社・坂寄社長からの回答は「判決を待つ、という立場に変わりはない」というものでした。
労使の団体交渉で自主的に争議を解決しようという意思がまったく見えない会社の回答に対し、組合は強く抗議。また加藤弁護士も「『不利益はすべて労働者』との主張を続けるのであれば、こちらとしても闘いを強めざるを得ない」と会社を追及しました。

また、会社は相変わらず、「売り上げが上がらない(=収入が低い)のは労働者の自己責任」との趣旨の主張を繰り返しました。
しかし、「借金漬け労働」のシステムを会社が改めようとしない限り、東陽ガス労働者の苦しみが続くことは明らかです。会社の態度はまったくもって許すことはできません。

組合・加藤弁護士より、このような会社の態度について強く追及し、その上で「借金」を解消し、経費・マイナス計上分の押しつけ・控除をやめ、正常な雇用形態の導入を図るよう、強く求めました。これには会社・会社側弁護士も「検討する」と回答。組合は会社の回答を待つことにしました。

 「借金漬け労働」撤廃を求める裁判、そしてニチガスへの行動が会社を追いつめています。
東陽ガス支部は「借金漬け労働」撤廃を実現させるまで、闘いを強めていきます!

次回の「借金漬け労働」撤廃を求める裁判の公判は
■3月5日(月)午前11時@東京地裁527法廷■
です。

みなさんの激励・ご支援、お願いいたします!

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