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写真・法政ニ高の高校生と矢部さん
2月7日、法政大学第二高校(川崎市中原区)の男子生徒8人がNPO法人労働相談センターを訪問しました。
「名ばかり管理職」に降りかかる「過労死・過労労災・過労自殺」につき、当センターのスタッフにインタビュー。それぞれ自分の調査した分野・視点から鋭い質問をスタッフに浴びせかけ、活発な討論が繰り広げられました。
生徒たちは8人全員とも、4月から法政大学法学部進学が決まっている高校3年生。グループごとに「労働法制(過労死裁判、貧困問題への法的アプローチ)」「労働・貧困問題の政治的解決」などテーマを決め、各種関連団体に取材・調査し成果を各自論文にまとめるとのこと。
生徒たちは「過労死・過労自殺は増加傾向にあるか」「過労死・過労自殺を予防するには」「貧困・格差を是正してゆく最も効果的な方法は」「サービス残業はなぜなくならないか」など、おのおの事前に十分練りに練り込み用意した質問を、応対した当センターの矢部副理事長に矢継ぎ早やに放ってきました。
矢部副理事長は懸命に”応戦”し「労働者をはじめ国民による粘り強い運動で『過労死防止法』の制定などを実現してゆくこと」「1人の労働者ほど弱いものはない。でも弱いもの同士が一つにまとまると、とてつもない力が生まれる」などとまとめました。
各グループの研究成果は、今月16日に開催予定の校内「プレゼンテーション大会」で披露されるそうです。