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4月9日、東京東部地域の労働組合が連帯してそれぞれの争議を支援する「東部けんり総行動」が行われました。東部労組は市進支部が本郷の市進ホールディングス東京事務所前での行動をエントリー。バス2台に分乗した多くの仲間がこれを支援しました。
当日、会社は昨年4月、11月の行動に続き、東京都労働委員会(都労委)の不当労働行為救済申し立てにおける会社側代理人弁護士2名と職制を入口前に配置していました。組合の行動を監視・挑発するという非常に敵対的なもので、都労委が2月23日に発した「紛争の拡大を防止するよう格段の配慮」を求める「要望書」をまったく無視する対応です。
「弁護士はジャマをするな!」「仲間を職場に戻せ!」「組合つぶしをやめろ!」。抗議のシュプレヒコールが響き渡りました。市進支部の組合員も先頭に立って抗議の声を上げました。抗議の声にもかかわらず、市進・弁護士は組合の申し入れ書の受け取りをまたしても拒否しました。労働組合の正当な行動を妨害するどころか、不当にも職場を追われた労働者の声をまったく無視して争議を拡大する市進・弁護士のやり方は許されるものではありません。
「不当雇い止め解雇は労働者自身のみならず、その家族の生活も破壊する行為だ。絶対に許されるものではない。職場復帰を求め、敢然と闘い、敢然と勝利する!」。市進支部安田書記長は怒りをまじえながら真剣に訴えました。また、市進支部組合員もひとりひとりが真剣に訴え、闘う決意を表明しました。
この行動の前日の4月8日、一昨年2月末日をもって不当雇い止め解雇された佐藤・畑両組合員の地位確認を求める裁判の和解が決裂、判決を待つことになりました。この裁判における態度を見ても、市進に「紛争の拡大を防止するよう格段の配慮」があるのか、まったくもって疑問を感じざるを得ません。
市進支部はこのような会社に屈することなく、敢然と闘い勝利をかちとります!