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昨年の大晦日、日本航空(JAL)は不当にも165名の労働者を解雇しました。
その後、148名が裁判闘争に決起。JAL稲盛会長自身が整理解雇の必要性がなかったことを公言、9月に行われた証人尋問ではその稲盛会長を追及しました。この裁判などを通じ、「整理解雇の四要件」を無視したJALの乱暴なやり方が明らかにされてきました。
このような中、11月7日、「不当解雇とたたかう日本航空労働者を支える会」(支える会)結成集会が文京区民センターで開催されました。
乗員・客室乗務員原告68名、様々な労働組合・団体から313名、合計で381名の結集で会場は満員、熱気あふれる集会となりました。
集会は、「あの空へかえろう」の合唱でスタート。裁判担当の山口弁護士から現在裁判の状況の報告、「支える会」の代表世話人に就任した日本労働弁護団会長宮里弁護士から「JAL闘争の意義」と題したミニ講演、柚木「支える会」事務局長から「支える会」の今後の運動方針の提起を受け、支援団体からの連帯発言と続きました。
そして原告団を代表し、乗員原告団山口団長、客室乗務員原告団内田団長から、職場復帰の決意が表明されました。
集会の最後に、全国一般東京東部労組菅野委員長の音頭で団結ガンバローを行い、闘う決意を全体で確認しました。