2月20日、東部労組大久保製壜支部は向島労働基準監督署に対する要請行動を行いました。この行動はコミュニティ・ユニオン首都圏ネットワーク(首都圏ネット)一日行動の一環として行われ、労基署前には首都圏ネット加盟組合や友好労組・地域の仲間120人が結集。抗議のプラカードを掲げ、当該である大久保製壜支部の組合員とともに抗議の声を上げました。
行動では向島労基署に対する以下の要請を行いました。
1.現状、大久保製壜所における製品多段積みは根本的に解消していない。貴署の責任において刑事責任の追及も含め、会社を厳しく指導し、危険な多段積みをただちにやめさせること。
2.貴署は昨年11月、本件の申告者である大久保製壜支部金澤委員長、被災者である戸谷組合員に対し、「会社への対応も含め、今後、本件に関する情報は開示しない」旨を言い放った。これにつき、ただちに撤回し、大久保製壜支部・被災者組合員に情報を開示すること。
要請書を受け取った担当の監督官は要請に対し「今後も情報は開示しない」とその場で言い放ちました。
要請内容を検討することもなく、その場で情報開示拒否を即答するなど、まったく許されるものではありません。
「向島労基署は労働者の声を聞け!」「向島労基署は大久保製壜所を指導しろ!」との抗議のシュプレヒコールが労基署前に響きました。