11月29日、中央労働委員会(中労委)は、昨年10月に東京都労働委員会(都労委)が発した「阪急交通社は・・・労働時間管理に関する団体交渉に誠実に応じなければならない」との命令を支持し、阪急交通社の再審査申立てを棄却。東部労組HTS支部との労働時間管理に関する団体交渉に応じなかったことは不当労働行為(違法行為)である、と判断しました。
■概要http://blog.goo.ne.jp/19681226_001/e/a72f98602c967e20695c0f10b08a1c41
この中労委命令に基づき、東部労組HTS支部は12月3日、阪急交通社に団体交渉を申し入れました。
そして12月7日、阪急交通社から回答書がファックスで届きました。
あいかわらず文章はたったの3行。今までとまったく変わりません。
「貴組合から、平成24年12月3日付で団体交渉の申入れがありましたが、当社
は貴組合との団体交渉に応じる立場にありません。
したがって、貴組合との団体交渉に応じることはできません」
これが阪急交通社からの回答です。
何が「団体交渉に応じる立場にありません」なのでしょうか。
「阪急交通社は労働時間管理について、東部労組HTS支部との団体交渉に応じる立場にある」し、「団体交渉に応じなければならない」と都労委・中労委が認定しているのです。
労働委員会制度を全く無視する対応であるとともに、添乗員の長時間・過重労働の実態、添乗員の気持ちを全く無視する態度、私たちは容認することはできません。
阪急交通社はいいかげんに態度を改めろ!
労働委員会命令に従って団体交渉に応じろ!
阪急トラベルサポートの添乗員の皆さん!全国の添乗員の皆さん!
仕事で困ったことがあれば、HTS支部に相談してください!
全国一般東京東部労働組合HTS支部(担当:菅野)
電話 03-3604-5983、メール info@toburoso.org
東部労組本部ホームページ http://www.toburoso.org/